問題石綿(アスベスト)の性状と健康影響に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- a吸入すると石綿肺(じん肺)や肺がんのほか、胸膜や腹膜に生じる悪性中皮腫の原因となる。
- b石綿は常温で水溶性のガス状物質であり、吸入されてもすぐ体外へ排出され体内に蓄積しない。
- c石綿による健康影響は曝露後数日以内に必ず現れ、潜伏期間は存在しない。
- d現在の日本では、石綿は安全な建材として新規使用が広く推奨されている。
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正解:a. 吸入すると石綿肺(じん肺)や肺がんのほか、胸膜や腹膜に生じる悪性中皮腫の原因となる。
正しいのは選択肢0。石綿は天然の繊維状けい酸塩鉱物で、吸入された繊維が肺に長期残留し、石綿肺・肺がん・悪性中皮腫(胸膜・腹膜)を引き起こす。選択肢1は誤り——石綿はガスではなく繊維状の固体粒子で、肺に沈着・残留して蓄積する。選択肢2は誤り——中皮腫は潜伏期がおおむね20〜50年ときわめて長い。選択肢3は誤り——日本では石綿の製造・使用等が原則全面禁止されている。