問題室内空気中の浮遊粉じんの粒径と健康影響に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- a粒径のより小さい粉じんほど、気道の奥(肺胞領域)まで到達して沈着しやすい。
- b建築物衛生法の浮遊粉じんの量の基準は、粒径が10μmを大きく超える粗大粒子を主な対象としている。
- c粉じんの人体への有害性はその化学的性質のみで決まり、粒径の大小はまったく関係しない。
- d浮遊粉じんの量の測定には、専ら大きく重い粒子だけを選んで捕集する方法が用いられる。
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正解:a. 粒径のより小さい粉じんほど、気道の奥(肺胞領域)まで到達して沈着しやすい。
正しいのは選択肢0。粒径が小さい粒子ほど沈降しにくく長く浮遊し、上気道で捕捉されずに肺胞領域まで到達・沈着しやすい(4μm前後以下が呼吸性粉じん)。選択肢1は誤り——建築物衛生法の浮遊粉じん量(0.15mg/m³以下)は相対沈降径がおおむね10μm以下の粒子を対象とし、粗大粒子が主対象ではない。選択肢2は誤り——有害性は化学的性質だけでなく粒径(到達・沈着部位)にも依存する。選択肢3は誤り——測定はおおむね10μm以下の吸入性粒子を捕集対象とする。