二酸化窒素の性状と刺激性

ビル管理士建築物の環境衛生」の練習問題 問21(全37問)。正解と解説つき。設備資格ドリル編集部が作成し、独立した検証を経て公開しています。4択の演習モードで解きたい方はビル管理士のドリルへ。

問題データ最終更新 2026-07-30

問題室内空気汚染物質としての二酸化窒素(NO₂)に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. a屋内では、ガスこんろや開放型石油・ガスストーブなどの燃焼器具の使用によって発生する。
  2. b水に溶けにくいため、上気道よりも肺の深部(細気管支・肺胞)に達して影響を及ぼしやすい。
  3. c光化学オキシダント(光化学スモッグ)の生成に関与する原因物質の一つである。
  4. d無色・無臭で化学的に安定な気体であり、人体に対する刺激性はほとんどない。
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正解:d. 無色・無臭で化学的に安定な気体であり、人体に対する刺激性はほとんどない。

誤りは選択肢4。二酸化窒素は赤褐色で刺激臭のある気体であり、呼吸器を刺激する有害物質で、『無色・無臭・刺激性なし』は明確に誤り。選択肢1は正しく、屋内では未換気の燃焼器具(ガスこんろ・開放型ストーブ)やたばこ煙が主な発生源となる。選択肢2は正しく、NO₂は水溶性が低いため上気道で吸収されにくく肺深部まで達しやすい(高水溶性のSO₂が上気道を刺激するのと対照的)。選択肢3は正しく、窒素酸化物は紫外線下で光化学オキシダントを生成する前駆物質である。

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