問題飲料水中の化学物質と健康影響に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- a硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素は、乳児が多量に摂取するとメトヘモグロビン血症(ブルーベビー症候群)を起こすおそれがある。
- bヒ素の慢性的な摂取は、皮膚の色素沈着・角化や発がんなどの慢性中毒を引き起こすことがある。
- c水道水質基準では、ヒ素及びその化合物は0.01mg/L以下と定められている。
- d硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素の主な由来は工場排水中の重金属であり、農地の施肥や生活排水・し尿とは無関係である。
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正解:d. 硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素の主な由来は工場排水中の重金属であり、農地の施肥や生活排水・し尿とは無関係である。
誤りは、硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素の主な由来を工場排水中の重金属とし、農地の施肥や生活排水・し尿とは無関係とする記述。硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素は窒素化合物であって重金属ではなく、その主な発生源は化学肥料の施用、家畜のふん尿、生活排水・し尿などであり、『重金属由来で農地・生活排水とは無関係』は誤り。乳児が多量に摂取するとメトヘモグロビン血症(ブルーベビー症候群)を起こすおそれがあると述べる記述は正しく、乳児が高濃度の硝酸・亜硝酸性窒素を摂取するとヘモグロビンが酸素運搬能を失いメトヘモグロビン血症を起こす。ヒ素の慢性的な摂取が皮膚の色素沈着・角化や発がんを引き起こすとする記述も正しく、ヒ素の慢性摂取は皮膚の色素沈着・角化や皮膚がん等の慢性中毒をもたらす。水道水質基準でヒ素及びその化合物を0.01mg/L以下とする記述も正しい(硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素は10mg/L以下)。
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