問題建築物に関わる水系感染症に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- aレジオネラ属菌は、汚染水の経口摂取による腸管感染で発症するのが主体である
- bクリプトスポリジウムは、原虫のオーシスト形態をとり、塩素消毒に強い抵抗性を示す
- cレジオネラ属菌は60℃以上の高温域で最も活発に増殖する
- dクリプトスポリジウムは細菌であり、通常の抗菌薬(抗生物質)投与が有効な対策となる
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正解:b. クリプトスポリジウムは、原虫のオーシスト形態をとり、塩素消毒に強い抵抗性を示す
クリプトスポリジウムは原虫で、耐久性の高いオーシストを形成し塩素消毒に強い抵抗性を示すため、除去には凝集・ろ過等が重要で、選択肢2が正しい。レジオネラ属菌は冷却塔水や循環式浴槽などで生じたエアロゾルの吸入により肺炎(レジオネラ症)を起こすのが主体で、経口腸管感染を主体とする選択肢1は誤り。レジオネラは概ね20〜50℃で増殖し、60℃以上では死滅に向かうため選択肢3は誤り。クリプトスポリジウムは細菌ではなく原虫であり、一般の抗菌薬が有効な対策とする選択肢4も誤り。