問題殺虫剤の作用・性状に関する記述として、最も適当なものはどれか。
- a昆虫成長制御剤(IGR)は成虫に対して速効的な致死効果を示す。
- bピレスロイド剤は速効性を有し、致死量以下でも昆虫を麻痺させるノックダウン効果をもつ。
- c有機リン系殺虫剤はアルカリ性下でも安定で、分解しにくい。
- d乳剤は、水に溶けにくい有効成分を粉末担体に吸着させた製剤である。
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正解:b. ピレスロイド剤は速効性を有し、致死量以下でも昆虫を麻痺させるノックダウン効果をもつ。
ピレスロイド剤は速効性が高く、致死に至らない量でも昆虫を麻痺させるノックダウン(仰転)効果や忌避効果をもつため、ピレスロイド剤が速効性を有し致死量以下でも昆虫を麻痺させるノックダウン効果をもつとする記述が正しい。IGRは幼虫の脱皮・羽化阻害や不妊化を作用機序とし、成虫への速効的致死効果はないので、昆虫成長制御剤(IGR)が成虫に対して速効的な致死効果を示すとする記述は誤り。有機リン剤はアルカリ性で加水分解を受けやすいため、有機リン系殺虫剤がアルカリ性下でも安定で分解しにくいとする記述は誤り。乳剤は油溶性有効成分を溶剤に溶かし乳化剤を加えた液状製剤(水で希釈し乳濁)で、粉末担体に吸着させたものではないため、乳剤を粉末担体に有効成分を吸着させた製剤とする記述も誤り。
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