問題金属の熱処理のうち「焼戻し」及び「焼ならし」に関する記述として、誤っているものはどれか。
- a焼戻しは、焼入れした鋼を再度適度な温度に加熱し、じん性を回復させ脆さを緩和する処理である
- b焼ならしは、鋼を加熱後、大気中で放冷して組織を均一・微細化する処理である
- c焼戻しは焼入れを行う前段階として、材料の硬さを事前に高めるために行う処理である
- d焼入れ後に焼戻しを行うことで、硬さとじん性のバランスをとることができる
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正解:c. 焼戻しは焼入れを行う前段階として、材料の硬さを事前に高めるために行う処理である
焼戻しは焼入れによって硬く脆くなった鋼を、再び適度な温度に加熱・保持した後冷却することで、じん性を回復させ脆さを緩和する処理であり、必ず焼入れの後に行う。焼入れの前段階として硬さを高めるために行うという3番目の記述は工程の順序自体が誤っている。焼ならしは加熱後大気中で放冷し組織を均一・微細化する処理であり2番目は正しく、焼入れ後の焼戻しで硬さとじん性のバランスをとるという4番目の記述も正しい。