問題ブラインの取り扱いおよび腐食について、誤っているものはどれか。
- a無機ブラインの腐食を防ぐため、防食剤(インヒビター)を添加する。
- bエチレングリコールやプロピレングリコールは有機ブラインである。
- cブライン中に空気(酸素)が溶け込むと、金属の腐食が促進される。
- d塩化カルシウムブラインは濃度を高くするほど凍結温度が下がり続け、下限(共晶点)は存在しない。
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正解:d. 塩化カルシウムブラインは濃度を高くするほど凍結温度が下がり続け、下限(共晶点)は存在しない。
誤っているのは、塩化カルシウムブラインは濃度を高くするほど凍結温度が下がり続け下限(共晶点)は存在しないとする記述。塩化カルシウムブラインには共晶点(共晶濃度)があり、その濃度(約30質量%、共晶温度およそ-55℃)で凍結温度は最低となる。それより濃度を高くしても凍結温度は下がらず、逆に上昇する。よって『下限がない』は誤り。ブライン中に空気(酸素)が溶け込むと金属の腐食が促進されるとする記述は正しい——溶存酸素は腐食を促進するので空気との接触を避ける。無機ブラインの腐食を防ぐため防食剤(インヒビター)を添加するとする記述も正しい。エチレングリコールやプロピレングリコールを有機ブラインとする記述も正しい——グリコール類は代表的な有機ブライン。
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