冷媒の蒸発潜熱と循環量の関係

第三種冷凍機械責任者冷媒・ブライン・冷凍機油」の練習問題 問3(全30問)。正解と解説つき。設備資格ドリル編集部が作成し、独立した検証を経て公開しています。4択の演習モードで解きたい方は第三種冷凍機械責任者のドリルへ。

問題データ最終更新 2026-08-09

問題冷媒の物性(蒸発潜熱・臨界温度・飽和圧力)について、正しいものはどれか。

  1. a冷媒の飽和圧力は、温度が高くなるほど低くなる。
  2. b蒸発潜熱の大小は、必要な冷媒循環量とは無関係である。
  3. cアンモニアは蒸発潜熱が大きいので、同じ冷凍能力を得るための冷媒循環量が小さくてすむ。
  4. d臨界温度より高い温度では、圧力を十分高くすれば冷媒を凝縮(液化)させられる。
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正解:c. アンモニアは蒸発潜熱が大きいので、同じ冷凍能力を得るための冷媒循環量が小さくてすむ。

正しいのは、アンモニアは蒸発潜熱が大きいので同じ冷凍能力を得るための冷媒循環量が小さくてすむとする記述。冷凍能力は(冷媒循環量)×(冷凍効果、ほぼ蒸発潜熱に対応)で決まるため、蒸発潜熱の大きいアンモニアは同じ能力を少ない循環量で得られる。臨界温度より高い温度でも圧力を十分高くすれば凝縮(液化)させられるとする記述は誤り——臨界温度を超えると、いくら圧力を高めても気体を液化(凝縮)できない。飽和圧力は温度が高くなるほど低くなるとする記述も誤り——飽和圧力は温度が高くなるほど高くなる。蒸発潜熱の大小は必要な冷媒循環量とは無関係とする記述も誤り——蒸発潜熱が大きいほど必要循環量は小さく、両者は密接に関係する。

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