問題冷凍装置の冷媒系統に不凝縮ガス(空気など)が混入した場合の影響として、正しいものはどれか。
- a不凝縮ガスは凝縮器内で冷媒とともに液化し、系外へ自然に排出される
- b不凝縮ガスは凝縮器上部などに滞留して分圧を生じ、凝縮圧力を上昇させる
- c不凝縮ガスの混入により凝縮圧力はかえって低下し、装置効率が向上する
- d不凝縮ガスは蒸発器内でのみ作用し、凝縮器の圧力には無関係である
答えと解説を見る
正解:b. 不凝縮ガスは凝縮器上部などに滞留して分圧を生じ、凝縮圧力を上昇させる
不凝縮ガスは冷媒のように凝縮せず気体のまま残るため凝縮器の上部などに滞留し、その分圧が加わることで全圧である凝縮圧力を押し上げる。液化しないため自然に系外へ排出されることはなく、ガスパージャなどで人為的に排出する必要がある。凝縮圧力が上昇すれば圧縮比が増して装置効率はむしろ悪化するため、効率が向上するという記述は誤り。不凝縮ガスは主に高圧側の凝縮器に滞留し、凝縮圧力に直接影響する。