水冷凝縮器のスケール付着の影響

第三種冷凍機械責任者冷凍機器」の練習問題 問15(全30問)。正解と解説つき。設備資格ドリル編集部が作成し、独立した検証を経て公開しています。4択の演習モードで解きたい方は第三種冷凍機械責任者のドリルへ。

問題データ最終更新 2026-07-30

問題水冷凝縮器の伝熱管内面に生じる水あか(スケール)の影響として、正しいものはどれか。

  1. a伝熱管の熱通過率が向上し、凝縮圧力が低下する
  2. b伝熱抵抗が増して熱通過率が低下し、凝縮圧力・凝縮温度が上昇する
  3. c蒸発器側の伝熱にのみ影響し、凝縮圧力には影響しない
  4. d圧縮機の吐出ガス温度と圧縮動力をともに低下させる
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正解:b. 伝熱抵抗が増して熱通過率が低下し、凝縮圧力・凝縮温度が上昇する

水あかは熱伝導率が小さく、伝熱管内面に付着すると断熱層として働いて伝熱を妨げるため、凝縮器の熱通過率が低下する。その結果、同じ冷却水温・水量でも凝縮に必要な温度差が広がり、凝縮温度・凝縮圧力が上昇する。熱通過率が向上して凝縮圧力が下がるという記述は逆であり誤り。水あかは水冷凝縮器の管内に生じるものであり、蒸発器側の伝熱には直接関係しない。凝縮圧力の上昇に伴い圧縮比が増すため、吐出ガス温度・圧縮動力はむしろ増加する。

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