問題冷凍設備に用いる金属材料の低温脆性について正しいものはどれか。
- a低温脆性は冷媒の種類によって発生の有無が決まり、材料そのものの性質とは無関係である
- b低温脆性はすべての金属材料に共通する性質であり、材料選定によって回避することはできない
- c炭素鋼は低温でもろくなるため、低温部には低温脆性の少ない材料を選定する必要がある
- d低温脆性とは高温下で材料が軟化し強度が低下する現象のことである
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正解:c. 炭素鋼は低温でもろくなるため、低温部には低温脆性の少ない材料を選定する必要がある
炭素鋼などの一部の金属材料は温度が低下すると延性を失いもろく破壊しやすくなる低温脆性を示すため、蒸発器周りなど低温部にはニッケル鋼や特殊鋼など低温脆性の小さい材料を選定する必要があり、炭素鋼が低温脆性を示すので低温部には低温脆性の少ない材料を選定するとする記述が正しい。オーステナイト系ステンレス鋼や銅・アルミニウムなど低温脆性を起こしにくい材料もあり、すべての金属材料に共通するわけではないため、材料選定によって回避できないとする記述は誤り。低温脆性は低温下でもろくなる現象であり高温での軟化ではないため、高温下で軟化し強度が低下する現象だとする記述は誤り。低温脆性は材料自体の結晶構造に起因する性質であり、冷媒の種類とは直接関係しないため、冷媒の種類で発生の有無が決まり材料の性質とは無関係だとする記述は誤り。
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