凝縮器の放熱量の関係式

第三種冷凍機械責任者冷凍の原理・熱力学」の練習問題 問8(全31問)。正解と解説つき。設備資格ドリル編集部が作成し、独立した検証を経て公開しています。4択の演習モードで解きたい方は第三種冷凍機械責任者のドリルへ。

問題データ最終更新 2026-08-09

問題定常運転している冷凍サイクルにおいて、凝縮器で冷媒が放出する熱量(凝縮熱量)に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. a凝縮器の放熱量は、圧縮仕事に等しい
  2. b凝縮器の放熱量は、冷凍効果から圧縮仕事を引いた値に等しい
  3. c凝縮器の放熱量は、冷凍効果と圧縮仕事の和に等しい
  4. d凝縮器の放熱量は、冷凍効果に等しい
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正解:c. 凝縮器の放熱量は、冷凍効果と圧縮仕事の和に等しい

正しいのは、凝縮器の放熱量を冷凍効果と圧縮仕事の和に等しいとする記述。エネルギー保存より、凝縮器で放出する熱量=蒸発器で吸収した熱量(冷凍効果)+圧縮機で加えた仕事(圧縮仕事)となる。したがって凝縮熱量は冷凍効果より必ず大きい。放熱量を冷凍効果に等しいとする記述、圧縮仕事に等しいとする記述はいずれも一方のみで不足しており、冷凍効果から圧縮仕事を引いた値に等しいとする記述は和でなく差としており誤り。p-h線図上でも凝縮器の比エンタルピー差=冷凍効果分+圧縮仕事分となっていることと整合する。

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