水晶振動子を用いた発振回路の特徴に関する記述として

電験三種理論:電子理論・電気計測」の練習問題 問35(全47問)。正解と解説つき。設備資格ドリル編集部が作成し、独立した検証を経て公開しています。4択の演習モードで解きたい方は電験三種のドリルへ。

問題データ最終更新 2026-08-09

問題水晶振動子を用いた発振回路の特徴に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. a圧電効果ではなく電磁誘導によって機械的な振動を生じる素子である
  2. bLC 発振回路に比べて周波数安定度は低いが、大きな出力が得られる
  3. c発振周波数を広い範囲にわたって連続的に可変できることが最大の特長である
  4. d等価回路の Q が極めて高く、温度変化や電源電圧の変動に対する周波数安定度が非常に高い
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正解:d. 等価回路の Q が極めて高く、温度変化や電源電圧の変動に対する周波数安定度が非常に高い

水晶振動子は圧電効果によって機械振動と電気振動が結びつく素子で、等価回路の Q が数万以上と極めて高い。そのため共振周波数が鋭く定まり、温度や電源電圧が多少変動しても発振周波数がほとんどずれず、時計や通信機の基準発振に使われる。逆に共振が鋭いため周波数を広範囲に可変することはできず、可変性を特長とする記述は誤りである。安定度が LC 発振回路より低いとする記述も事実に反する。振動の発生原理は電磁誘導ではなく圧電効果であるため、その記述も誤りである。

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