可動鉄片形計器の動作原理と特徴に関する記述として

電験三種理論:電子理論・電気計測」の練習問題 問37(全47問)。正解と解説つき。設備資格ドリル編集部が作成し、独立した検証を経て公開しています。4択の演習モードで解きたい方は電験三種のドリルへ。

問題データ最終更新 2026-08-09

問題可動鉄片形計器の動作原理と特徴に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. a固定コイルの電流がつくる磁界で鉄片が磁化され、その吸引力または反発力で駆動トルクを得るもので、トルクが電流の 2 乗に比例するため交流の実効値を指示する
  2. b熱電対の温接点に生じる熱起電力を可動コイル形計器で読み取るもので、可聴周波から高周波までの電流測定に適し、目盛はほぼ 2 乗目盛となるのが特徴である
  3. c対向する二つの電極間に働く静電吸引力を利用するもので、測定回路にほとんど電流を流さず、直流高電圧や絶縁物の耐圧測定に適し、消費電力が極めて小さい
  4. d永久磁石がつくる磁界と可動コイルに流れる電流との間に働く電磁力を利用するもので、目盛が平等目盛となり、感度が高く直流専用の計器として用いられる
答えと解説を見る

正解:a. 固定コイルの電流がつくる磁界で鉄片が磁化され、その吸引力または反発力で駆動トルクを得るもので、トルクが電流の 2 乗に比例するため交流の実効値を指示する

可動鉄片形は、固定コイルに流れる電流の磁界で可動鉄片と固定鉄片が同時に磁化され、その反発力(または吸引力)で指針を振らせる。駆動トルクが電流の 2 乗に比例するため交直両用で実効値を指示し、目盛は 2 乗目盛となる。構造が丈夫で安価なため、商用周波数の交流電流計・電圧計に広く使われる。永久磁石と可動コイルを用いる直流専用の構造は可動コイル形の説明である。静電力を利用して高電圧を測るのは静電形、熱電対の起電力を利用して高周波を測るのは熱電形の説明であり、いずれもこの計器の原理ではない。

広告体系的に対策するなら電験三種の受験対策講習会(能セン)を見る

電験三種を4択ドリルで演習する →本番形式・分野別・ミックスから選べます(無料)
理論:電子理論・電気計測」の他の問題
電験三種 の勉強法・過去問ガイド

実施団体:一般財団法人 電気技術者試験センター。受験資格・試験日程・受験料など変動する情報は、必ず公式サイトでご確認ください。