問題可動鉄片形計器の動作原理と特徴に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- a固定コイルの電流がつくる磁界で鉄片が磁化され、その吸引力または反発力で駆動トルクを得るもので、トルクが電流の 2 乗に比例するため交流の実効値を指示する
- b熱電対の温接点に生じる熱起電力を可動コイル形計器で読み取るもので、可聴周波から高周波までの電流測定に適し、目盛はほぼ 2 乗目盛となるのが特徴である
- c対向する二つの電極間に働く静電吸引力を利用するもので、測定回路にほとんど電流を流さず、直流高電圧や絶縁物の耐圧測定に適し、消費電力が極めて小さい
- d永久磁石がつくる磁界と可動コイルに流れる電流との間に働く電磁力を利用するもので、目盛が平等目盛となり、感度が高く直流専用の計器として用いられる
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正解:a. 固定コイルの電流がつくる磁界で鉄片が磁化され、その吸引力または反発力で駆動トルクを得るもので、トルクが電流の 2 乗に比例するため交流の実効値を指示する
可動鉄片形は、固定コイルに流れる電流の磁界で可動鉄片と固定鉄片が同時に磁化され、その反発力(または吸引力)で指針を振らせる。駆動トルクが電流の 2 乗に比例するため交直両用で実効値を指示し、目盛は 2 乗目盛となる。構造が丈夫で安価なため、商用周波数の交流電流計・電圧計に広く使われる。永久磁石と可動コイルを用いる直流専用の構造は可動コイル形の説明である。静電力を利用して高電圧を測るのは静電形、熱電対の起電力を利用して高周波を測るのは熱電形の説明であり、いずれもこの計器の原理ではない。
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