問題可動コイル形計器に整流器を組み合わせた整流形計器に正弦波交流を加えた場合の記述として、最も適切なものはどれか。
- a整流器を用いても指針が振れないため直流専用であり、交流の電圧や電流を測定することはできない
- b可動コイルが交流の実効値に直接応答するため、ひずみ波を加えても常に正しい実効値を指示する
- c交流の平均値に応答するが、正弦波の実効値を指示するように目盛られており、ひずみ波では誤差を生じる
- d整流された交流の最大値に応答し、駆動トルクが電流の2乗に比例するため目盛は2乗目盛となる
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正解:c. 交流の平均値に応答するが、正弦波の実効値を指示するように目盛られており、ひずみ波では誤差を生じる
整流形計器の可動部は整流後の電流の平均値で振れるが、目盛は正弦波の波形率 1.11(実効値÷平均値)を見込んで実効値表示にしてある。したがって正弦波なら正しい実効値を示すが、波形率の異なるひずみ波では指示に誤差を生じる。実効値に直接応答するのは電流力計形や熱電形であり、この計器には当てはまらない。最大値応答で 2 乗目盛になるという記述も原理と合わない。整流器によって交流を測定できるので、直流専用とする記述も誤りである。
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