増幅回路に負帰還をかけたときに生じる効果に関する記述として

電験三種理論:電子理論・電気計測」の練習問題 問17(全47問)。正解と解説つき。設備資格ドリル編集部が作成し、独立した検証を経て公開しています。4択の演習モードで解きたい方は電験三種のドリルへ。

問題データ最終更新 2026-08-09

問題増幅回路に負帰還をかけたときに生じる効果に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. a増幅度が増大し、同時に増幅度の変動も小さくなる
  2. b増幅度は低下するが、素子のばらつきや温度変化に対して増幅度が安定になる
  3. c周波数特性が改善され、増幅できる周波数帯域幅が広くなる
  4. d増幅回路内部で発生するひずみや雑音が低減される
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正解:a. 増幅度が増大し、同時に増幅度の変動も小さくなる

負帰還は出力の一部を入力と逆位相で戻すため、閉ループ増幅度はA/(1+Aβ)となり必ず低下する。増幅度が「増大」するとする記述は負帰還の基本性質と矛盾するので誤りである。増幅度が下がる代わりに、帰還率が抵抗などの受動素子で決まるため素子のばらつきや温度変化の影響を受けにくくなること、利得帯域幅積が一定に保たれる中で利得が下がる分だけ帯域幅が広がること、非直線ひずみや回路内部で発生する雑音が低減されることは、いずれも負帰還の正しい効果である。

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