問題真空遮断器(VCB)に関する記述として、正しいものはどれか。
- a消弧媒体として絶縁油を用い、油の分解ガスによってアークを冷却する
- b高真空中では電流零点付近での絶縁回復が速く、小形・軽量で保守が容易である
- c電流裁断による急峻な過電圧(サージ)は原理上まったく発生しない
- d主として500 kV級の超高圧系統における主遮断器として用いられる
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正解:b. 高真空中では電流零点付近での絶縁回復が速く、小形・軽量で保守が容易である
真空遮断器は高真空中の優れた絶縁回復特性を利用し、電流零点付近で速やかにアークを消弧する。小形軽量で消耗部が少なく保守が容易なため、高圧配電系統で広く使われており正しい。絶縁油の分解ガスで消弧するのは油遮断器の説明である。真空遮断器は電流を零点前に強制的に切る電流裁断によりサージ電圧を生じることがあり、まったく発生しないという記述は誤りである。超高圧系統の主遮断器にはガス遮断器が用いられるのが一般的で、真空遮断器の主な適用範囲ではない。
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