電力系統の短絡容量を低減するための対策として

電験三種電力:電気施設管理」の練習問題 問20(全23問)。正解と解説つき。設備資格ドリル編集部が作成し、独立した検証を経て公開しています。4択の演習モードで解きたい方は電験三種のドリルへ。

問題データ最終更新 2026-08-09

問題電力系統の短絡容量を低減するための対策として、誤っているものはどれか。

  1. a送電線の並列回線数を増やして多回線化する。
  2. b系統に限流リアクトルを設置する。
  3. c母線を分割して系統を分離して運用する。
  4. d変圧器に高インピーダンス機を採用する。
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正解:a. 送電線の並列回線数を増やして多回線化する。

送電線を多回線化して並列回線数を増やすと系統全体の合成インピーダンスが小さくなり、短絡容量はむしろ増大するため、短絡容量の低減対策としては誤りである。高インピーダンス変圧器の採用や限流リアクトルの設置は故障点までのインピーダンスを大きくして短絡電流を抑える有効な手段であり、母線分割による系統分離も故障時に寄与する電源が減るため短絡容量の低減に有効である。

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