磁性材料に関する記述として

電験三種電力:配電・電気材料」の練習問題 問45(全45問)。正解と解説つき。設備資格ドリル編集部が作成し、独立した検証を経て公開しています。4択の演習モードで解きたい方は電験三種のドリルへ。

問題データ最終更新 2026-08-09

問題磁性材料に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. aフェライトは酸化物系の磁性材料で電気抵抗率が非常に高く、高周波用の磁心に適する
  2. bアモルファス磁性材料は方向性ケイ素鋼板に比べて鉄損が大きく、飽和磁束密度も高い
  3. c銅やビスマスは反磁性体であり、比透磁率は1よりわずかに小さい
  4. d鉄・ニッケル・コバルトは強磁性体であり、比透磁率は1よりも著しく大きい
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正解:b. アモルファス磁性材料は方向性ケイ素鋼板に比べて鉄損が大きく、飽和磁束密度も高い

アモルファス磁性材料は原子配列が不規則で、保磁力が小さく電気抵抗率が高いため、方向性ケイ素鋼板に比べて鉄損は1/3程度以下と著しく小さい。一方で飽和磁束密度はケイ素鋼板より低く、板厚も薄いため鉄心断面積を大きくとる必要がある。したがって鉄損が大きく飽和磁束密度も高いとする記述は、実際と逆であり誤りである。鉄・ニッケル・コバルトが強磁性体で比透磁率が非常に大きいこと、銅やビスマスが反磁性体で比透磁率が1よりわずかに小さいこと、フェライトが高抵抗率でうず電流損が小さく高周波磁心に適することは、いずれも正しい記述である。

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