問題CVケーブルに設けられる内部半導電層および外部半導電層の主な役割として、最も適切なものはどれか。
- aケーブルの地絡電流を大地へ流すための主要な接地経路を構成し、金属遮へい層の代わりをする
- b導体表面や絶縁体表面の微小な凹凸・空隙による電界の集中を緩和し、部分放電の発生を防ぐ
- c絶縁体で発生した誘電体損による熱を導体側へ伝えて放熱を促進し、許容電流を大きくする
- dケーブルに加わる外部からの機械的な衝撃や側圧を吸収し、絶縁体と導体を機械的に保護する
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正解:b. 導体表面や絶縁体表面の微小な凹凸・空隙による電界の集中を緩和し、部分放電の発生を防ぐ
半導電層は導体と絶縁体の境界、および絶縁体と遮へい層の境界に設けられ、導体素線の凹凸や層間の微小空隙による局部的な電界集中をなくして部分放電(ボイド放電)を防ぎ、絶縁体内の電界を同心円状に均一化する。熱を導体側へ戻すという働きはなく、放熱は外周のシースを通じて行われるため熱伝達を目的とする記述は誤り。地絡電流の帰路を担うのは半導電層ではなく遮へい銅テープ(金属シース)と接地線である。機械的衝撃の吸収は外装・シースや鎧装の役割であり、半導電層の機能ではない。
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