問題高圧配電線路の事故時の運用に関する記述として、誤っているものはどれか。
- a区分開閉器は短絡電流や地絡電流を直接遮断する能力をもち、事故発生と同時に事故電流を遮断する
- b高圧配電線路は放射状(樹枝状)方式が多く、常時開路の連系開閉器を介して他の配電線と結んで事故時の応援供給を行う
- c配電線路には時限順送式の区分開閉器が設けられ、変電所側の再送電に合わせて順次投入し事故区間を切り離す
- d架空配電線路の事故の多くは雷などによる一過性のアーク地絡であり、再閉路により復旧できる場合が多い
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正解:a. 区分開閉器は短絡電流や地絡電流を直接遮断する能力をもち、事故発生と同時に事故電流を遮断する
柱上に設置される区分開閉器(区分負荷開閉器)は負荷電流の開閉を行う機器で、短絡電流などの事故電流を遮断する能力はもたない。事故電流の遮断は配電用変電所の遮断器が担い、区分開閉器は無電圧になってから開放され時限順送で事故区間を分離する。したがってこの記述が誤り。一過性事故への再閉路の有効性、時限順送式による事故区間の切り離し、放射状方式と常時開路の連系開閉器による応援供給は、いずれも正しい運用である。
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