問題定格運転中の三相同期発電機の端子が突然三相短絡したときの短絡電流に関する記述として、正しいものはどれか。
- a短絡電流は電機子巻線のインダクタンスのため短絡直後が最も小さく、時間の経過とともに次第に増加して一定値に達する
- b短絡直後の電流の大きさは同期リアクタンスだけで決まるため、時間が十分経過したあとの持続短絡電流とほぼ等しくなる
- c持続短絡電流の大きさは電機子巻線の漏れリアクタンスだけで決まり、電機子反作用によるリアクタンスは関係しない
- d短絡直後は非常に大きな突発短絡電流が流れるが、電機子反作用が現れるにつれて減衰し、やがて持続短絡電流に落ち着く
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正解:d. 短絡直後は非常に大きな突発短絡電流が流れるが、電機子反作用が現れるにつれて減衰し、やがて持続短絡電流に落ち着く
短絡直後は電機子反作用による減磁がまだ十分に現れず、電流を制限するのは漏れリアクタンス程度であるため非常に大きな突発短絡電流が流れる。その後、減磁作用が現れるにつれて電流は減衰し、同期リアクタンスで決まる持続短絡電流に落ち着く。したがって短絡直後と持続短絡電流がほぼ等しいとする記述、電流が増加していくとする記述はいずれも実際の挙動と逆で誤りである。また持続短絡電流を決めるのは漏れリアクタンスではなく電機子反作用を含んだ同期リアクタンスであるため、その記述も誤りである。
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