問題単相誘導電動機において、主巻線だけに単相電流を流したときに生じる交番磁界の扱い方(二回転磁界説)の説明として、正しいものはどれか。
- a交番磁界は大きさの異なる二つの回転磁界に分解でき、常に一方が他方より大きいので静止時から始動トルクが生じる。
- b交番磁界は周波数の異なる二つの回転磁界に分解でき、その周波数の差に相当する速度で回転子が回る。
- c交番磁界は静止した磁界と回転磁界との和に分解でき、その回転磁界によって始動トルクが生じる。
- d交番磁界は、大きさが等しく互いに逆方向へ同期速度で回転する二つの回転磁界に分解できる。
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正解:d. 交番磁界は、大きさが等しく互いに逆方向へ同期速度で回転する二つの回転磁界に分解できる。
二回転磁界説では、交番磁界を大きさの等しい正逆二つの回転磁界に分解して考える。静止時は両者によるトルクが打ち消し合って始動トルクが零となり、いったん一方向へ回れば回転方向側の回転磁界によるトルクが優勢となって運転が続く。始めから大きさが異なるとする説明や、静止磁界との和とする説明、周波数が異なるとする説明はいずれも二回転磁界説の内容と一致せず誤りである。
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