三相誘導電動機の始動法に関する記述として

電験三種機械:誘導機・同期機」の練習問題 問13(全47問)。正解と解説つき。設備資格ドリル編集部が作成し、独立した検証を経て公開しています。4択の演習モードで解きたい方は電験三種のドリルへ。

問題データ最終更新 2026-08-09

問題三相誘導電動機の始動法に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. aリアクトル始動では、始動時の電動機端子電圧を定格のα倍に下げると、始動トルクはα^2倍になる。
  2. b全電圧始動(直入れ始動)は、始動電流が定格電流の数倍に達するため、電源容量に余裕がある場合の比較的小容量の電動機に用いられる。
  3. cY-Δ始動では、始動電流は全電圧始動の1/3になるが、始動トルクは低下せず全電圧始動と同じ大きさが得られる。
  4. d始動補償器(単巻変圧器)始動では、電動機端子電圧を定格のα倍にすると、電源側の線電流はα^2倍になる。
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正解:c. Y-Δ始動では、始動電流は全電圧始動の1/3になるが、始動トルクは低下せず全電圧始動と同じ大きさが得られる。

Y-Δ始動では巻線に加わる電圧が1/√3になるため、始動電流が1/3になると同時に始動トルクも1/3に低下する。始動トルクが低下しないとする記述が誤りである。直入れ始動を電源容量に余裕のある小容量機に用いること、端子電圧をα倍にすると電圧の2乗比例によりトルクがα^2倍になること、始動補償器では変圧器作用によって電源側の電流がα^2倍になることは、いずれも正しい。

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