問題三相誘導電動機の始動法に関する記述として、誤っているものはどれか。
- aリアクトル始動では、始動時の電動機端子電圧を定格のα倍に下げると、始動トルクはα^2倍になる。
- b全電圧始動(直入れ始動)は、始動電流が定格電流の数倍に達するため、電源容量に余裕がある場合の比較的小容量の電動機に用いられる。
- cY-Δ始動では、始動電流は全電圧始動の1/3になるが、始動トルクは低下せず全電圧始動と同じ大きさが得られる。
- d始動補償器(単巻変圧器)始動では、電動機端子電圧を定格のα倍にすると、電源側の線電流はα^2倍になる。
答えと解説を見る
正解:c. Y-Δ始動では、始動電流は全電圧始動の1/3になるが、始動トルクは低下せず全電圧始動と同じ大きさが得られる。
Y-Δ始動では巻線に加わる電圧が1/√3になるため、始動電流が1/3になると同時に始動トルクも1/3に低下する。始動トルクが低下しないとする記述が誤りである。直入れ始動を電源容量に余裕のある小容量機に用いること、端子電圧をα倍にすると電圧の2乗比例によりトルクがα^2倍になること、始動補償器では変圧器作用によって電源側の電流がα^2倍になることは、いずれも正しい。
広告体系的に対策するなら電験三種の受験対策講習会(能セン)を見る →![]()