三相誘導電動機の等価回路に関する記述として

電験三種機械:誘導機・同期機」の練習問題 問14(全47問)。正解と解説つき。設備資格ドリル編集部が作成し、独立した検証を経て公開しています。4択の演習モードで解きたい方は電験三種のドリルへ。

問題データ最終更新 2026-08-09

問題三相誘導電動機の等価回路に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. a回転している二次回路は、すべり s を用いて一次側に換算した抵抗 r2'/s と漏れリアクタンス x2' をもつ静止した回路として表すことができる。
  2. br2'/s のうち r2' に相当する部分の消費電力が二次銅損であり、r2'(1-s)/s に相当する部分で消費される電力が機械的出力に相当する。
  3. cL形等価回路は、T形等価回路の励磁回路を一次端子側へ移した近似回路であり、電動機の一次電流や二次電流、トルクなどの特性計算が簡単になる。
  4. dL形等価回路は励磁回路を電源端に移す近似のため、すべりの小さい定格運転付近では実際と大きく異なる結果となり、特性計算には使用できない。
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正解:d. L形等価回路は励磁回路を電源端に移す近似のため、すべりの小さい定格運転付近では実際と大きく異なる結果となり、特性計算には使用できない。

L形等価回路は励磁アドミタンスを電源端に移した近似であるが、一次インピーダンスによる電圧降下が比較的小さい実用範囲では誤差が小さく、定格付近の特性計算に広く用いられている。したがって使用できないとする記述が誤りである。二次回路を r2'/s の静止回路として扱えること、r2'(1-s)/s の消費電力が機械的出力に相当すること、L形化により計算が容易になることはいずれも正しい。

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