問題A/D変換器に関する記述として、誤っているものはどれか。
- a二重積分形A/D変換器は他方式に比べて変換速度が非常に速く、高速用途に適している
- b並列比較(フラッシュ)形A/D変換器は変換が高速であるが、多数のコンパレータを必要とする
- c逐次比較形A/D変換器は、nビットの変換を行うのに n 回の比較を必要とする
- d量子化誤差の最大値は、1LSBに相当する電圧の 1/2 である
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正解:a. 二重積分形A/D変換器は他方式に比べて変換速度が非常に速く、高速用途に適している
二重積分形は入力を一定時間積分してから基準電圧で逆積分する方式で、変換に時間がかかる代わりに商用周波数などの雑音の影響を受けにくく、高精度が得られる。したがって高速用途に適するとする記述は誤りであり、高速用途には並列比較形が用いられる。量子化誤差の最大値が 1LSB の 1/2 であること、逐次比較形が上位ビットから1ビットずつ比較して n ビットに n 回を要すること、並列比較形が高速だがコンパレータ数が多く回路規模が大きいことは、いずれも正しい記述である。
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