問題変圧器の鉄損に関する記述として、正しいものはどれか。
- a渦電流損は鉄心の積層板の厚さの 1 乗に比例し、板を薄くしても低減できない。
- b渦電流損は周波数の 1 乗に比例し、最大磁束密度や鉄心の抵抗率には関係しない。
- cヒステリシス損は鉄心材料の抵抗率に反比例し、周波数には関係しない。
- dヒステリシス損は周波数に比例し、最大磁束密度のおよそ 1.6 乗に比例する。
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正解:d. ヒステリシス損は周波数に比例し、最大磁束密度のおよそ 1.6 乗に比例する。
ヒステリシス損は周波数に比例し、最大磁束密度のおよそ 1.6 乗に比例する(スタインメッツの実験式)ので、この記述が正しい。渦電流損は積層板の厚さの 2 乗に比例するため厚さに比例するとするのは誤りであり、成層鉄心で薄板を用いるのはこのためである。また渦電流損は周波数と最大磁束密度の積の 2 乗に比例するので 1 乗比例ではない。抵抗率に反比例するのは渦電流損であり、ヒステリシス損ではない。
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