問題変圧器の無負荷試験および短絡試験に関する記述として、誤っているものはどれか。
- a無負荷試験は一方の巻線に定格電圧を加え、他方を開放して行い、主として鉄損を測定する。
- b短絡試験は低圧側を短絡し、高圧側にインピーダンス電圧を加えて定格電流を流して行う。
- c短絡試験で測定される損失は、その大部分が鉄損である。
- d短絡試験で測定される電力をインピーダンスワットといい、全負荷銅損に相当する。
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正解:c. 短絡試験で測定される損失は、その大部分が鉄損である。
短絡試験では定格電流を流すのに必要な電圧(インピーダンス電圧)が定格電圧の数 % 程度と小さく、鉄心中の磁束もその程度に小さいため鉄損はほとんど発生しない。よって測定損失の大部分が鉄損とする記述が誤りである。無負荷試験で鉄損を測定すること、短絡試験を低圧側短絡・高圧側加圧で行うこと、そこで測定される電力をインピーダンスワットと呼び全負荷銅損に相当することは、いずれも正しい。
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