直流機の電機子巻線に関する記述として

電験三種機械:直流機・変圧器」の練習問題 問18(全43問)。正解と解説つき。設備資格ドリル編集部が作成し、独立した検証を経て公開しています。4択の演習モードで解きたい方は電験三種のドリルへ。

問題データ最終更新 2026-08-09

問題直流機の電機子巻線に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. a重ね巻の並列回路数は極数に等しく、低電圧・大電流の機械に適する。
  2. b重ね巻では各並列回路の起電力に差が生じにくいため、均圧結線を設ける必要はない。
  3. c波巻の並列回路数は、極数によらず 2 である。
  4. d同じ導体数・同じ磁束・同じ回転速度であれば、波巻のほうが高い誘導起電力が得られる。
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正解:b. 重ね巻では各並列回路の起電力に差が生じにくいため、均圧結線を設ける必要はない。

重ね巻では並列回路が極ごとに分かれ、磁極間の磁束の不ぞろいによって各並列回路の起電力に差を生じ、循環電流が流れてブラシの火花の原因となる。これを防ぐために均圧結線(均圧環)を設けるのが一般的であり、必要がないとする記述は誤りである。波巻の並列回路数が極数によらず 2 であること、重ね巻の並列回路数が極数に等しく並列数が多いため低電圧・大電流機に適すること、同条件では並列回路数の少ない波巻のほうが E = pZΦN/(60a) の分母が小さく高い起電力が得られることは、いずれも正しい。

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