高温腐食が起こる仕組み

二級ボイラー技士燃料及び燃焼に関する知識」の練習問題 問30(全37問)。正解と解説つき。設備資格ドリル編集部が作成し、独立した検証を経て公開しています。4択の演習モードで解きたい方は二級ボイラー技士のドリルへ。

問題データ最終更新 2026-07-30

問題ボイラーの高温腐食について、正しいものはどれか。

  1. a重油の灰分に含まれるバナジウムやナトリウムの化合物が高温の伝熱面に付着・溶融し、金属を腐食させる現象である。
  2. b高温腐食は、燃料中の硫黄分が露点以下となった低温の伝熱面で凝縮して起こる現象である。
  3. c高温腐食は、伝熱面の温度が低いほど発生しやすくなる現象である。
  4. d高温腐食は、水分を多く含む燃料を使用した場合にのみ発生する現象である。
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正解:a. 重油の灰分に含まれるバナジウムやナトリウムの化合物が高温の伝熱面に付着・溶融し、金属を腐食させる現象である。

高温腐食は、重油灰分中のバナジウム化合物やナトリウム化合物が高温の伝熱面(過熱器管など)に付着して低融点の溶融塩を生じ、金属を腐食させる現象であり、0が正しい。硫黄分が露点以下の低温伝熱面で凝縮して起こるのは低温腐食であり、これを高温腐食とする1は誤り。高温腐食は伝熱面の温度が高い部位で起こりやすい現象であるため、温度が低いほど発生しやすいとする2は誤り。高温腐食は灰分中の付着成分に起因する現象であり、水分の多寡のみで発生する現象ではないため3も誤り。

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