問題ボイラーの通風に用いる遠心式ファンについて、正しいものはどれか。
- a遠心式ファンには、羽根の枚数が多く前向きに湾曲した多翼形(シロッコ形)、羽根が後ろ向きに湾曲した後向き形、羽根が放射状に配置されたラジアル形などがある。
- b遠心式ファンは、羽根車に入った空気を回転軸と同じ方向にそのまま送り出す構造のものをいい、プロペラ形の羽根をもつ軸流式ファンと構造も名称も同一のものである。
- c多翼形(シロッコ形)ファンは、羽根が丈夫で高い風圧を出せることから大容量・高圧力の大型ボイラー専用として用いられ、小型のボイラーには使用されない。
- dラジアル形ファンは、羽根が放射状で摩耗やダストの付着に弱いという欠点があるため、粉じんを多く含むガスの送風には全く使用できず、清浄な空気の送風に限られる。
答えと解説を見る
正解:a. 遠心式ファンには、羽根の枚数が多く前向きに湾曲した多翼形(シロッコ形)、羽根が後ろ向きに湾曲した後向き形、羽根が放射状に配置されたラジアル形などがある。
ボイラーの通風に使われる遠心式ファンには、羽根が多数で前向きに湾曲した多翼形(シロッコ形)、羽根が後ろ向きに湾曲した後向き形、羽根が放射状の平板状に配置されたラジアル形などがあり、これらの形式を挙げる記述が正しい。空気を回転軸方向に送り出すのは軸流式ファンであり、遠心式とは構造が異なるため、遠心式ファンを軸流式ファンと同一とする記述は誤り。多翼形は比較的小型・低圧の用途にも広く使われるので、多翼形を大型ボイラー専用とする記述は誤り。ラジアル形は羽根形状が単純で摩耗・付着に強く、粉じんを含むガスの送風にも用いられるため、ラジアル形は粉じんを含むガスに全く使用できないとする記述も誤り。
広告体系的に対策するなら二級ボイラー技士の対策講座(SAT)を見る →![]()