問題重油に含まれる灰分について、正しいものはどれか。
- a灰分は燃焼により完全に燃え尽きるため、燃焼後の炉内やガス通路に残留することはない。
- b灰分は主に燃焼用空気中に含まれる水蒸気が凝縮して生じる成分である。
- c灰分は可燃性成分であり、含有量が多いほど発熱量が増加する。
- d灰分の多い重油を燃焼させると、伝熱面に付着物(クリンカなど)を生じたり、高温腐食を助長したりすることがある。
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正解:d. 灰分の多い重油を燃焼させると、伝熱面に付着物(クリンカなど)を生じたり、高温腐食を助長したりすることがある。
灰分は燃料中の不燃性の鉱物質成分で、燃焼後も灰として残留し、バナジウムやナトリウム化合物などを含む場合は伝熱面に付着して高温腐食を助長するため、伝熱面の付着物や高温腐食の原因となるとする記述が正しい。灰分は不燃性であり発熱には寄与せず、多いほど発熱量はむしろ低下する傾向があるため、可燃性成分で発熱量が増すとする記述は誤り。灰分は燃え尽きずに残留物として残るため、完全に燃え尽きて残留しないとする記述は誤り。灰分は燃料自体に由来する鉱物質成分であり、空気中の水蒸気の凝縮とは無関係なので、水蒸気の凝縮で生じるとする記述も誤り。
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