燃焼によるNOx発生抑制策

二級ボイラー技士燃料及び燃焼に関する知識」の練習問題 問23(全37問)。正解と解説つき。設備資格ドリル編集部が作成し、独立した検証を経て公開しています。4択の演習モードで解きたい方は二級ボイラー技士のドリルへ。

問題データ最終更新 2026-08-09

問題燃焼によるNOx発生を抑制する方法として、正しいものはどれか。

  1. a燃焼室内の温度をできるだけ高く保ち、空気比を大きくして酸素濃度を高めるほど、燃焼ガス中のNOxの生成量は減少するため、高温高酸素の運転が有効である。
  2. b燃料中の硫黄分を減らして低硫黄の燃料に切り替えることによって、燃焼で生じる窒素酸化物そのものの生成量を直接抑制することができ、NOxを低減できる。
  3. c燃焼用空気を数段に分けて供給する二段燃焼や、排ガスの一部を燃焼用空気に混合させる排ガス再循環などにより、燃焼温度のピークを下げてNOxを低減する。
  4. d排ガス中のばいじんを除去する電気式集じん装置やサイクロンを設置すれば、ばいじんとともに気体であるNOxも同時に捕集され、排ガスから除去される。
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正解:c. 燃焼用空気を数段に分けて供給する二段燃焼や、排ガスの一部を燃焼用空気に混合させる排ガス再循環などにより、燃焼温度のピークを下げてNOxを低減する。

NOxは燃焼温度が高いほど発生しやすいため、二段燃焼や排ガス再循環などにより燃焼温度のピークを抑えることがNOx低減の代表的な方法である。燃焼温度や酸素濃度を高くすることはNOx(特にサーマルNOx)の発生を助長するため誤り。燃料中の硫黄分はSOxの発生要因であり、NOxの抑制とは直接関係しない。集じん装置は固体粒子であるばいじんを除去するものであり、気体であるNOxの除去はできない。

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