問題重油だきボイラーにおける重油の加熱(予熱)について、正しいものはどれか。
- a加熱温度を高くするほど噴霧粒径は必ず大きくなり、燃焼効率は低下し続ける。
- b加熱温度が高すぎると、油の一部が気化・分解してバーナ先端に炭化物(コークス)を生成し、ノズルの閉塞や火炎の乱れを招くことがある。
- c重油の加熱温度は、油種にかかわらず一定の温度で管理すればよく、粘度に応じて調整する必要はない。
- d加熱温度が低すぎると、油の粘度が低下しすぎて霧化が良好になりすぎるため、できるだけ低温で使用するのがよい。
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正解:b. 加熱温度が高すぎると、油の一部が気化・分解してバーナ先端に炭化物(コークス)を生成し、ノズルの閉塞や火炎の乱れを招くことがある。
重油の加熱(予熱)は霧化に適した粘度まで下げるために行うが、温度が高すぎると油が炉内に入る前に一部気化・分解し、バーナ先端にコークス(炭化物)を生成して閉塞や火炎の乱れの原因となるため、加熱温度が高すぎると炭化物を生じるとする記述が正しい。加熱温度が低すぎる場合は逆に粘度が高いままで霧化不良となるため、低すぎると霧化が良好になりすぎるとする記述は誤り。加熱温度は油種や粘度により適正値が異なり調整が必要なので、油種にかかわらず一定温度で管理すればよいとする記述は誤り。適正範囲内では加熱するほど霧化が良好(噴霧粒径は小さく)なるため、加熱温度を高くするほど噴霧粒径が必ず大きくなるとする記述も誤り。
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