重油の加熱(予熱)による弊害

二級ボイラー技士燃料及び燃焼に関する知識」の練習問題 問25(全37問)。正解と解説つき。設備資格ドリル編集部が作成し、独立した検証を経て公開しています。4択の演習モードで解きたい方は二級ボイラー技士のドリルへ。

問題データ最終更新 2026-07-30

問題重油だきボイラーにおける重油の加熱(予熱)について、正しいものはどれか。

  1. a加熱温度が高すぎると、油の一部が気化・分解してバーナ先端に炭化物(コークス)を生成し、ノズルの閉塞や火炎の乱れを招くことがある。
  2. b加熱温度が低すぎると、油の粘度が低下しすぎて霧化が良好になりすぎるため、できるだけ低温で使用するのがよい。
  3. c重油の加熱温度は、油種にかかわらず一定の温度で管理すればよく、粘度に応じて調整する必要はない。
  4. d加熱温度を高くするほど噴霧粒径は必ず大きくなり、燃焼効率は低下し続ける。
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正解:a. 加熱温度が高すぎると、油の一部が気化・分解してバーナ先端に炭化物(コークス)を生成し、ノズルの閉塞や火炎の乱れを招くことがある。

重油の加熱(予熱)は霧化に適した粘度まで下げるために行うが、温度が高すぎると油が炉内に入る前に一部気化・分解し、バーナ先端にコークス(炭化物)を生成して閉塞や火炎の乱れの原因となるため0が正しい。低すぎる場合は逆に粘度が高いままで霧化不良となるため、1のように霧化が良好になるとするのは誤り。加熱温度は油種(A・B・C重油)や粘度により適正値が異なり調整が必要なので2は誤り。適正範囲内では加熱するほど霧化が良好(噴霧粒径は小さく)なるため3も誤り。

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