含水率と熱伝導率の関係

ビル管理士建築物の構造概論」の練習問題 問24(全36問)。正解と解説つき。設備資格ドリル編集部が作成し、独立した検証を経て公開しています。4択の演習モードで解きたい方はビル管理士のドリルへ。

問題データ最終更新 2026-07-30

問題建築材料の熱伝導率と断熱に関する記述として、誤っているものは次のうちどれか。

  1. a材料の熱伝導率が小さいほど、熱を伝えにくく断熱性能が高い。
  2. b一般に金属は熱伝導率が大きく、コンクリートや木材はそれより小さい。
  3. c材料の含水率が高くなるほど、その材料の熱伝導率は小さくなる。
  4. dグラスウールなどの繊維系断熱材は、内部に多量の空気を含むことで高い断熱性を得ている。
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正解:c. 材料の含水率が高くなるほど、その材料の熱伝導率は小さくなる。

水(熱伝導率約0.6W/(m・K))は静止空気(約0.02〜0.03W/(m・K))よりはるかに熱を伝えやすいため、断熱材が湿って含水率が高くなると空気が水に置き換わり熱伝導率は増大し断熱性は低下する。よって『含水率が高いほど熱伝導率が小さくなる』とする3が誤り。1は熱伝導率λ[W/(m・K)]が小さいほど断熱性が高いという定義で正しい。2は鋼約53・アルミ約210に対しコンクリート約1.4、木材約0.15と金属が大きく正しい。4は繊維系断熱材が多孔質で静止空気を多く含むため断熱性が高いという原理で正しい。

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