一般的なシリコンpn接合ダイオードに定格程度の順方向電流を…

電験三種理論:電子理論・電気計測」の練習問題 問4(全47問)。正解と解説つき。設備資格ドリル編集部が作成し、独立した検証を経て公開しています。4択の演習モードで解きたい方は電験三種のドリルへ。

問題データ最終更新 2026-08-09

問題一般的なシリコンpn接合ダイオードに定格程度の順方向電流を流したとき、順方向電圧降下の大きさとして最も近い値はどれか。

  1. a約1.5 V
  2. b約0.3 V
  3. c約0.7 V
  4. d約0.1 V
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正解:c. 約0.7 V

順方向電圧降下は接合の拡散電位、すなわち材料のバンドギャップで決まる。シリコンのバンドギャップは約1.1eVで、実用電流域での順方向電圧はおよそ0.6〜0.7Vとなるため約0.7Vが正しい。約0.3Vはゲルマニウムダイオードやショットキーバリヤダイオードに相当する値であり、シリコンpn接合には小さすぎる。約0.1Vはこれよりさらに小さく該当する接合がない。約1.5Vは発光ダイオードなどバンドギャップの大きい化合物半導体素子に近い値であり、通常のシリコンダイオードでは大きすぎるため誤りである。

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