導体の表皮効果に関する記述として

電験三種電力:変電・送電」の練習問題 問44(全46問)。正解と解説つき。設備資格ドリル編集部が作成し、独立した検証を経て公開しています。4択の演習モードで解きたい方は電験三種のドリルへ。

問題データ最終更新 2026-08-09

問題導体の表皮効果に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. a交流電流が流れるとき、導体の表面よりも中心部ほど電流密度が高くなる現象である。
  2. b導体の透磁率が小さいほど内部の磁束が減るため、表皮効果は顕著となる。
  3. c周波数が高いほど顕著となり、導体の実効抵抗は直流のときより大きくなる。
  4. d導体の導電率が小さいほど渦電流が流れやすくなるため、表皮効果は顕著となる。
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正解:c. 周波数が高いほど顕著となり、導体の実効抵抗は直流のときより大きくなる。

表皮効果は交流電流が導体表面付近に偏って流れる現象で、電流の通る実効断面積が減るため実効抵抗は直流抵抗より大きくなり、周波数が高いほど顕著になる。よってこの記述が正しい。表皮の深さは導電率・透磁率・周波数が大きいほど小さくなり効果は強まるので、導電率や透磁率が小さいほど顕著とする記述は誤り。電流は表面ほど密になり中心部ほど疎になるので、中心部の電流密度が高いとする記述も誤りである。

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