中性点抵抗接地方式の目的として

電験三種電力:変電・送電」の練習問題 問39(全46問)。正解と解説つき。設備資格ドリル編集部が作成し、独立した検証を経て公開しています。4択の演習モードで解きたい方は電験三種のドリルへ。

問題データ最終更新 2026-08-09

問題中性点抵抗接地方式の目的として、最も適切なものはどれか。

  1. a1線地絡電流を零にして、地絡事故そのものをなくすため。
  2. b地絡電流を適度な大きさに抑えつつ、地絡保護継電器を確実に動作させるため。
  3. c線路の充電電流を打ち消して、フェランチ効果を防止するため。
  4. d健全相の対地電圧を線間電圧まで上昇させ、絶縁協調を容易にするため。
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正解:b. 地絡電流を適度な大きさに抑えつつ、地絡保護継電器を確実に動作させるため。

抵抗接地方式は中性点を数百Ω程度の抵抗を介して接地し、地絡電流を通信線への誘導障害が過大にならない程度に抑えながら、地絡継電器が確実に動作できる大きさを確保する折衷的な方式である。したがって誘導障害の抑制と保護の確実性を両立させる目的が正しい。地絡電流を零にするのは消弧リアクトル接地に近い考えで抵抗接地の目的ではない。健全相電圧を積極的に上昇させることは絶縁上不利であり目的ではない。充電電流の補償やフェランチ効果対策は分路リアクトルの役割であり誤りである。

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