有効電力600 kW、力率0.6(遅れ)の負荷がある。この…

電験三種電力:変電・送電」の練習問題 問9(全46問)。正解と解説つき。設備資格ドリル編集部が作成し、独立した検証を経て公開しています。4択の演習モードで解きたい方は電験三種のドリルへ。

問題データ最終更新 2026-08-09

問題有効電力600 kW、力率0.6(遅れ)の負荷がある。この負荷の力率を0.8(遅れ)に改善するために必要な電力用コンデンサの容量[kvar]はいくらか。

  1. a250 kvar
  2. b350 kvar
  3. c450 kvar
  4. d800 kvar
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正解:b. 350 kvar

改善前の無効電力はQ1=P·tanθ1=600×(0.8/0.6)=800 kvar、改善後はQ2=P·tanθ2=600×(0.6/0.8)=450 kvarである。必要なコンデンサ容量は両者の差Qc=800−450=350 kvarとなる。250 kvarは差の計算を誤った値である。450 kvarは改善後に残る無効電力そのものであってコンデンサ容量ではない。800 kvarは改善前の無効電力全量であり、これを補償すると力率が1を超えて進み側になってしまうため適切でない。

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