問題高圧・特別高圧の電力用コンデンサに直列リアクトルを設ける目的と、その標準的な容量に関する記述として、正しいものはどれか。
- a基本波に対して回路を直列共振させるため、コンデンサ容量と等しい100 %のリアクタンスとする
- bコンデンサの端子電圧を定格値より低下させるため、コンデンサ容量の50 %程度のリアクタンスとする
- cコンデンサ回路に流入する第5調波電流を抑制するため、コンデンサ容量の6 %程度のリアクタンスとする
- dコンデンサ投入時の突入電流を増大させて接点の溶着を防ぐため、コンデンサ容量の1 %程度のリアクタンスとする
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正解:c. コンデンサ回路に流入する第5調波電流を抑制するため、コンデンサ容量の6 %程度のリアクタンスとする
直列リアクトルは、コンデンサ回路が第5調波に対して容量性となって高調波電流を拡大するのを防ぐために設ける。第5調波に対して誘導性となる条件は理論上4 %超であるが、余裕をみて6 %のものが標準的に使われるため正しい。直列リアクトルは突入電流を抑制するものであり増大させるという記述は逆である。基本波で直列共振させれば過大な電流が流れ危険であり目的として成り立たない。直列リアクトルを入れるとコンデンサ端子電圧はむしろ上昇するので、電圧を低下させるという記述も誤りである。
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