換算蒸発量の算出基準

二級ボイラー技士ボイラーの構造に関する知識」の練習問題 問23(全37問)。正解と解説つき。設備資格ドリル編集部が作成し、独立した検証を経て公開しています。4択の演習モードで解きたい方は二級ボイラー技士のドリルへ。

問題データ最終更新 2026-08-09

問題換算蒸発量(相当蒸発量)に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. a換算蒸発量は、蒸気の保有する熱量に着目した値ではなく、実際にボイラーが発生した蒸気の質量をそのまま表したものである。
  2. b換算蒸発量は、給水温度や発生蒸気の圧力にかかわらず、常に実際蒸発量とまったく同じ値になるものとされている。
  3. c換算蒸発量は、ボイラーの伝熱面積の大きさを表すための指標であり、発生する蒸気の量や保有熱量とは無関係である。
  4. d換算蒸発量は、実際の発生蒸気が保有する熱量を、100℃の水を100℃の飽和蒸気に変えるときの基準熱量で換算した値である。
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正解:d. 換算蒸発量は、実際の発生蒸気が保有する熱量を、100℃の水を100℃の飽和蒸気に変えるときの基準熱量で換算した値である。

正しいのは、実際の発生蒸気が保有する熱量を、100℃の水を100℃の飽和蒸気に変えるときの基準熱量で換算した値だとする記述。換算蒸発量(相当蒸発量)は、実際の給水温度・蒸気圧力条件で発生した蒸気の保有熱量を、100℃の水を100℃の飽和蒸気にする際の基準熱量で換算し、条件の異なるボイラー同士の能力を比較できるようにした値である。実際に発生した蒸気の質量をそのまま表したものだとする記述は誤り——実際蒸発量そのものではなく熱量換算値である。給水温度にかかわらず常に実際蒸発量と同じ値になるとする記述も誤り——給水温度が異なれば実際蒸発量と換算蒸発量は一致しない。伝熱面積を表す指標で蒸発量とは無関係だとする記述も誤り——蒸発量(能力)を表す指標であり無関係ではない。

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