三相変圧器においてΔ結線を設けることの主な効果として

電験三種電力:変電・送電」の練習問題 問2(全46問)。正解と解説つき。設備資格ドリル編集部が作成し、独立した検証を経て公開しています。4択の演習モードで解きたい方は電験三種のドリルへ。

問題データ最終更新 2026-08-09

問題三相変圧器においてΔ結線を設けることの主な効果として、正しいものはどれか。

  1. a励磁突入電流を完全になくすことができる
  2. b第3調波励磁電流を巻線内で環流させ、誘導起電力の波形ひずみを抑えることができる
  3. c零相電流を線路側へ流出させ、地絡事故の検出感度を高めることができる
  4. d一次側と二次側の線間電圧の位相差を必ず30°にすることができる
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正解:b. 第3調波励磁電流を巻線内で環流させ、誘導起電力の波形ひずみを抑えることができる

変圧器の鉄心は磁気飽和のため励磁電流に第3調波を含む。Δ結線があるとこの第3調波電流が閉路内を環流でき、起電力波形のひずみが抑えられるため正しい。励磁突入電流は鉄心の残留磁束と投入位相で決まる現象であり、Δ結線でなくすことはできない。Δ結線は零相電流を内部で環流させて線路側へ出さない働きをするので、零相電流を流出させるという記述は逆である。線間電圧に30°の位相差が生じるのはY-Δ(Δ-Y)結線の場合であり、Δ-Δ結線では位相差は生じない。

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