直流電動機の始動に関する記述として

電験三種機械:直流機・変圧器」の練習問題 問10(全43問)。正解と解説つき。設備資格ドリル編集部が作成し、独立した検証を経て公開しています。4択の演習モードで解きたい方は電験三種のドリルへ。

問題データ最終更新 2026-08-09

問題直流電動機の始動に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. a始動時には界磁抵抗器の抵抗を最小にして磁束を最大にし、始動トルクを大きくする。
  2. b始動直後は逆起電力がほぼ零であるため、電機子回路に直列抵抗を挿入して電流を制限する。
  3. c始動抵抗は界磁巻線と直列に接続し、界磁電流を制限することによって始動電流を抑える。
  4. d回転速度の上昇に伴って始動抵抗を段階的に短絡し、最終的に零にする。
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正解:c. 始動抵抗は界磁巻線と直列に接続し、界磁電流を制限することによって始動電流を抑える。

始動抵抗は過大な始動電流が流れる電機子回路に直列に挿入するものであり、界磁巻線と直列に入れて界磁電流を制限するという記述は接続位置も働きも誤りである。むしろ始動時は界磁抵抗器を最小にして磁束を最大とし、T = KΦIa より大きな始動トルクを得るのが正しい扱いである。また始動直後は回転していないため逆起電力が零で、電機子抵抗が小さい直流機では過大電流が流れるので直列抵抗による制限が必要であり、速度上昇に伴い逆起電力が増えるため始動抵抗を順次短絡して零にするという記述も正しい。

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