吸込み比体積と冷媒循環量の関係

第三種冷凍機械責任者冷凍の原理・熱力学」の練習問題 問22(全31問)。正解と解説つき。設備資格ドリル編集部が作成し、独立した検証を経て公開しています。4択の演習モードで解きたい方は第三種冷凍機械責任者のドリルへ。

問題データ最終更新 2026-07-30

問題往復圧縮機を用いた冷凍装置において、ピストン押しのけ量(行程容積)が一定であるとき、圧縮機吸込み蒸気の比体積が大きくなった場合の冷媒循環量への影響として、正しいものはどれか。

  1. a比体積が大きいほど、同じ押しのけ量に対して吸い込める冷媒の質量が減り、冷媒循環量は小さくなる
  2. b比体積が大きいほど、同じ押しのけ量に対して吸い込める冷媒の質量が増え、冷媒循環量は大きくなる
  3. c比体積の大小は、冷媒循環量にはまったく影響しない
  4. d比体積が大きいほど冷凍効果(比エンタルピー差)が増加するため、冷媒循環量は大きくなる
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正解:a. 比体積が大きいほど、同じ押しのけ量に対して吸い込める冷媒の質量が減り、冷媒循環量は小さくなる

冷媒循環量は、吸込み蒸気の体積流量(押しのけ量×体積効率)を比体積で除して求められるため、比体積が大きいほど同じ体積に含まれる冷媒の質量は少なくなり、冷媒循環量は小さくなる。2つ目は関係が逆であり誤り。3つ目は比体積が循環量に直接影響するため誤り。4つ目は比体積と冷凍効果は別の量であり、比体積が大きいことが冷凍効果の増大に直結するわけではないため誤り。

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