問題往復圧縮機を用いた冷凍装置において、ピストン押しのけ量(行程容積)が一定であるとき、圧縮機吸込み蒸気の比体積が大きくなった場合の冷媒循環量への影響として、正しいものはどれか。
- a比体積が大きいほど冷凍効果(比エンタルピー差)が増加するため、冷媒循環量は大きくなる
- b比体積が大きいほど、同じ押しのけ量に対して吸い込める冷媒の質量が増え、冷媒循環量は大きくなる
- c比体積が大きいほど吸い込める冷媒の質量が減り、冷媒循環量は小さくなる
- d比体積の大小は、冷媒循環量にはまったく影響しない
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正解:c. 比体積が大きいほど吸い込める冷媒の質量が減り、冷媒循環量は小さくなる
冷媒循環量は、吸込み蒸気の体積流量(押しのけ量×体積効率)を比体積で除して求められるため、比体積が大きいほど同じ体積に含まれる冷媒の質量は少なくなり、冷媒循環量は小さくなる。「吸い込める冷媒の質量が増え、冷媒循環量は大きくなる」とする記述は関係が逆であり誤り。「まったく影響しない」とする記述は、比体積が循環量に直接影響するため誤り。「比体積が大きいほど冷凍効果が増加する」とする記述は、比体積と冷凍効果は別の量であり、比体積が大きいことが冷凍効果の増大に直結するわけではないため誤り。
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