高圧受電設備の地絡保護に関する記述として

電験三種電力:配電・電気材料」の練習問題 問7(全45問)。正解と解説つき。設備資格ドリル編集部が作成し、独立した検証を経て公開しています。4択の演習モードで解きたい方は電験三種のドリルへ。

問題データ最終更新 2026-08-09

問題高圧受電設備の地絡保護に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. a無方向性の地絡継電器を用いれば、他需要家の構内地絡事故による不必要動作(もらい事故)を確実に防止できる
  2. b地絡方向継電器は、零相電流の大きさに加え零相電圧との位相関係により構内事故と構外事故を判別する
  3. c高圧配電線路は非接地方式が主体であるため地絡電流が小さく、高感度の継電器が必要である
  4. d零相電流は零相変流器(ZCT)で、零相電圧はコンデンサ形接地電圧検出装置(ZPD)などで検出する
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正解:a. 無方向性の地絡継電器を用いれば、他需要家の構内地絡事故による不必要動作(もらい事故)を確実に防止できる

無方向性の地絡継電器は零相電流の大きさだけで動作するため、構外事故時に自設備のケーブル充電電流が流れて不必要動作する、いわゆるもらい事故を防止できない。これを防ぐには地絡方向継電器が必要であり、この記述が誤り。ZCTとZPDによる検出、位相判別による方向性の実現、非接地方式ゆえに地絡電流が小さく高感度継電器を要することはいずれも正しい。

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