問1使用電圧200Vの電動機の金属製外箱に施すD種接地工事において、接地抵抗値の上限として正しいものはどれか。ただし、地絡を生じたとき0.5秒以内に自動的に電路を遮断する装置は施設していないものとする。
- a500Ω以下
- b300Ω以下
- c10Ω以下
- d100Ω以下
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正解:d. 100Ω以下
300V以下の低圧機器の外箱にはD種接地工事を施し、接地抵抗値は原則100Ω以下。0.5秒以内に動作する漏電遮断器を施設した場合に限り500Ω以下まで緩和される。10ΩはC種・A種の値、300Ωは規定値ではない。
この問題のページ:D種接地工事の接地抵抗値上限 →
問2使用電圧300Vを超える低圧の電動機の金属製外箱に施す接地工事の種類として正しいものはどれか。
- aA種接地工事
- bC種接地工事
- cD種接地工事
- dB種接地工事
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正解:b. C種接地工事
300Vを超える低圧用機器の金属製外箱にはC種接地工事を施す。300V以下はD種。A種は高圧・特別高圧機器の外箱等、B種は変圧器の高圧側と低圧側の混触防止に用いるもので、いずれも本設問には該当しない。
この問題のページ:300V超過電動機外箱の接地工事種別 →
問3C種接地工事の接地抵抗値の上限として正しいものはどれか。ただし、地絡を生じたとき0.5秒以内に自動的に電路を遮断する装置は施設していないものとする。
- a100Ω以下
- b10Ω以下
- c500Ω以下
- d300Ω以下
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正解:b. 10Ω以下
C種接地工事の接地抵抗値は原則10Ω以下。0.5秒以内に動作する漏電遮断器を施設した場合に限り500Ω以下まで緩和される。100ΩはD種の原則値であり誤り。
この問題のページ:C種接地工事の接地抵抗値上限 →
問4電線相互の接続に関する記述として、電気設備技術基準の解釈に照らして誤っているものはどれか。
- a電線の電気抵抗を増加させないように接続する
- b接続部分の絶縁は、絶縁テープを1層巻けば絶縁電線の絶縁物と同等未満でよい
- c接続部分は接続管その他の器具を使用するか、又はろう付けする
- d接続部分の電線の引張強さを20%以上減少させないように接続する
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正解:b. 接続部分の絶縁は、絶縁テープを1層巻けば絶縁電線の絶縁物と同等未満でよい
接続部分は絶縁電線の絶縁物と同等以上の絶縁効力のあるもので被覆しなければならず、『同等未満でよい』は明確に誤り。他の3つ(抵抗を増やさない・引張強さを20%以上減少させない・接続器具またはろう付け)はいずれも規定どおり正しい。
この問題のページ:電線接続部の絶縁処理基準 →
問5合成樹脂製可とう電線管(PF管)を造営材に固定する場合、管の支持点間の距離の上限として正しいものはどれか。
- a2.0m
- b2.5m
- c1.5m
- d1.0m
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正解:c. 1.5m
合成樹脂管工事では管の支持点間の距離は1.5m以下と定められている。2mは金属管やケーブルの造営材沿い施設で用いられる値で、合成樹脂管には適用されない。
この問題のページ:PF管固定時の支持点間隔 →
問6600Vビニル絶縁ビニルシースケーブルを造営材の下面又は側面に沿って取り付ける場合、支持点間の距離の上限として正しいものはどれか。ただし、接触防護措置を施していない一般の場合とする。
- a3.0m
- b1.0m
- c2.0m
- d1.5m
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正解:c. 2.0m
ケーブル工事で造営材の下面又は側面に沿って取り付ける場合、支持点間の距離は2m以下。接触防護措置を施し人が触れるおそれがない場所では6m以下まで緩和されるが、本設問はその条件でないため2mが正しい。
この問題のページ:VVFケーブル取付時の支持点間隔 →
問7点検できない隠ぺい場所(乾燥した場所)に施設することができる工事はどれか。
- aがいし引き工事
- b金属管工事
- cライティングダクト工事
- d金属線ぴ工事
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正解:b. 金属管工事
金属管工事はすべての場所(点検できない隠ぺい場所を含む)に施設できる。がいし引き工事は展開した場所と点検できる隠ぺい場所のみ、金属線ぴ工事・ライティングダクト工事は乾燥した展開した場所と点検できる隠ぺい場所のみで、いずれも点検できない隠ぺい場所には施設できない。
この問題のページ:隠ぺい場所に施設可能な工事 →
問8湿気の多い場所又は水気のある場所に施設することができない工事はどれか。
- a合成樹脂管工事
- b金属管工事
- cケーブル工事
- dライティングダクト工事
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正解:d. ライティングダクト工事
ライティングダクト工事は乾燥した場所にのみ施設でき、湿気の多い場所・水気のある場所には施設できない。金属管工事・ケーブル工事・合成樹脂管工事はいずれも湿気・水気のある場所にも施設できる。
この問題のページ:湿気場所で禁止される工事 →
問9使用電圧100V(対地電圧100V)の低圧用機械器具に施すD種接地工事を、省略できる場合として誤っているものはどれか。
- a機械器具に電気を供給する電路に、定格感度電流15mA以下・動作時間0.1秒以下の電流動作型漏電遮断器を施設する場合
- b機械器具を乾燥した木製の床の上で取り扱うように施設する場合
- c二重絶縁の構造の機械器具を施設する場合
- d水気のある場所に、対地電圧150V以下の機械器具を施設する場合
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正解:d. 水気のある場所に、対地電圧150V以下の機械器具を施設する場合
D種接地工事の省略は「乾燥した場所」や「水気のある場所以外」であることが前提。乾燥木製床上での取扱い、二重絶縁機器はいずれも省略可。水気のある場所以外に施設し15mA以下・0.1秒以下の漏電遮断器を設けた場合の省略規定で正しい。『水気のある場所』であり、対地電圧150V以下でも接地を省略できず誤り(150V以下での省略は乾燥した場所が条件)。
この問題のページ:D種接地工事省略の条件 →
問10造営材に沿って配線を固定する際の支持点間の距離に関する記述として、誤っているものはどれか。
- a金属ダクト工事で、ダクトの支持点間の距離を3m以下とした
- b合成樹脂管工事で、管相互・管とボックスの接続箇所を除き、管の支持点間の距離を1.5m以下とした
- cケーブル工事で、造営材の下面に沿ってケーブルを2m以下ごとに支持した
- dライティングダクト工事で、ダクトの支持点間の距離を3mとした
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正解:d. ライティングダクト工事で、ダクトの支持点間の距離を3mとした
「ライティングダクト工事で、ダクトの支持点間の…」が誤り。ライティングダクトの支持点間距離は2m以下でなければならず、3mは不可。合成樹脂管(1.5m以下)、ケーブルの造営材下面・側面に沿う支持(接触防護措置なしで2m以下)、金属ダクト(取扱者以外が立ち入らない場所で垂直6m以下、その他は3m以下)はいずれも正しい値。工事種別ごとに支持間隔の基準が異なる点がひっかけ。
この問題のページ:配線や配管の支持点間隔に関する規定 →
問11金属管工事に関する記述として、誤っているものはどれか。
- aコンクリートに埋め込む金属管の厚さを1.2mm以上のものとした
- b使用電圧300Vを超える金属管に、自動的に電路を遮断する装置を設けずD種接地工事を施した
- c管内で電線に接続点を設けず、絶縁電線(屋外用ビニル絶縁電線を除く)を使用した
- d管内に直径2.6mmの軟銅単線を収めて使用した
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正解:b. 使用電圧300Vを超える金属管に、自動的に電路を遮断する装置を設けずD種接地工事を施した
「使用電圧300Vを超える金属管に、自動的に電…」が誤り。使用電圧300Vを超える低圧の金属管にはC種接地工事(原則10Ω以下)が必要で、D種では不適。0.5秒以内に自動遮断する装置があればC種に代えD種相当(500Ω以下)が認められるが、本問は装置がないためC種が必須。接続点を設けず絶縁電線(OW除く)使用で正しい。コンクリート埋込は厚さ1.2mm以上で正しい。3.2mm以下の単線が使用可のため2.6mmは適合し正しい。
この問題のページ:金属管工事の施工基準 →
問12点検できない隠ぺい場所であって、かつ湿気の多い場所に施設できる工事として、正しいものはどれか。
- aライティングダクト工事
- b合成樹脂管工事(CD管を除く)
- c金属ダクト工事
- d金属線ぴ(ぴ)工事
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正解:b. 合成樹脂管工事(CD管を除く)
「合成樹脂管工事(CD管を除く)」が正しい。合成樹脂管工事(CD管を除く適合管)は、展開・点検できる隠ぺい・点検できない隠ぺいのいずれの場所でも、乾燥・湿気水気を問わず施設できる。金属線ぴ・金属ダクト・ライティングダクトはいずれも『展開した場所または点検できる隠ぺい場所』の『乾燥した場所』に限られ、点検できない隠ぺい場所や湿気の多い場所には施設できないため誤り。
この問題のページ:湿気多い隠ぺい場所の工事種別 →
問13メタルラス張り、ワイヤラス張り又は金属板張りの木造の造営物に低圧屋内配線を施設する場合の記述として、正しいものはどれか。
- aケーブルを貫通させる部分では、ケーブルの外装がメタルラスに接触しても差し支えない
- b造営物のD種接地工事の接地極として、メタルラスを利用してよい
- cメタルラスを十分に切り開き、貫通する金属管を耐久性のある絶縁管に収めるなどしてメタルラスと絶縁する
- d金属管が造営材を貫通する部分では、金属管をメタルラスと電気的に接続して施工する
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正解:c. メタルラスを十分に切り開き、貫通する金属管を耐久性のある絶縁管に収めるなどしてメタルラスと絶縁する
「メタルラスを十分に切り開き、貫通する金属管を…」が正しい。メタルラス等は感電・火災防止のため配線と電気的に接続してはならず、貫通部はメタルラスを切り開いたうえで金属管を絶縁管に収める等して確実に絶縁する。電気的に接続してしまい誤り。ケーブルもメタルラスと接触しないよう絶縁が必要で誤り。メタルラスを接地極に利用する規定はなく誤り。
この問題のページ:メタルラス張り造営物の絶縁処置 →
問14使用電圧300V以下の低圧屋内配線をがいし引き工事で施設する場合、電線と造営材との離隔距離の最小値として正しいものはどれか。
- a6cm以上
- b4.5cm以上
- c2.5cm以上
- d1.2cm以上
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正解:c. 2.5cm以上
がいし引き工事(電技解釈157条)では、電線と造営材との離隔距離は使用電圧300V以下で2.5cm以上と定められている。したがって正解は2.5cm以上。4.5cmは使用電圧300Vを超える場合(乾燥した場所では2.5cm以上に緩和)の値であり本問の条件では過大なひっかけ、6cmは電線相互の間隔の基準値(6cm以上)であって造営材との離隔距離ではない。1.2cmは基準に満たず不適。
この問題のページ:がいし引き工事の離隔距離 →
問15低圧屋内配線をライティングダクト工事で施設する場合の記述として、誤っているものはどれか。
- a対地電圧150V以下でダクトの長さが4m以下のため、D種接地工事を省略した
- bダクトの終端部を閉そくした
- cダクトの支持点間の距離を2m以下とした
- dダクトの開口部を上に向けて施設した
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正解:d. ダクトの開口部を上に向けて施設した
ライティングダクトの開口部は原則として下に向けて施設しなければならず、上向きに施設するのは誤り(異物やほこりの侵入・充電部露出を防ぐため)。よって誤っているのは、ダクトの開口部を上に向けて施設したとする記述。支持点間の距離を2m以下としたとする記述、終端部を閉そくしたとする記述はいずれも正しい。またD種接地工事は原則必要だが、対地電圧150V以下かつダクトの長さ4m以下の場合は省略でき、対地電圧150V以下でダクトの長さが4m以下のためD種接地工事を省略したとする記述も正しい。
この問題のページ:ライティングダクト工事の施工基準 →
問16呼び鈴・警報ベルや電磁開閉器の操作回路などに用いる「小勢力回路」の最大使用電圧として、正しいものはどれか。
- a60V以下
- b24V以下
- c30V以下
- d100V以下
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正解:a. 60V以下
小勢力回路は、電磁開閉器の操作回路や呼び鈴・警報ベル等に用いる最大使用電圧60V以下の回路と定義される。よって正解は60V以下。電源には1次側300V以下・2次側60V以下の絶縁変圧器を用いる。使用電圧に応じて最大使用電流も制限され(15V以下は5A、15V超30V以下は3A、30V超60V以下は1.5A)、30Vや24Vはこの電流区分の境界値に由来するひっかけで、回路全体の最大使用電圧の上限ではない。
この問題のページ:小勢力回路の最大使用電圧 →
問17使用電圧300V以下の機械器具の金属製外箱に施すD種接地工事について、原則として省略できないものはどれか。
- a低圧用の機械器具を乾燥した木製の床など絶縁性のものの上で取り扱うように施設する場合
- b水気のある場所に機械器具を施設する場合
- c交流の対地電圧が150V以下の機械器具を乾燥した場所に施設する場合
- d電気用品安全法の適用を受ける二重絶縁構造の機械器具を施設する場合
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正解:b. 水気のある場所に機械器具を施設する場合
D種接地工事の省略は乾燥した場所や絶縁性の担保を前提とする。水気のある場所に施設する機械器具は、感電の危険が高いため接地を省略できず、水気のある場所に機械器具を施設する場合とする記述が正解(省略できない)。一方、交流対地電圧150V以下の機械器具を乾燥した場所に施設する場合、二重絶縁構造の機械器具、乾燥した木製の床など絶縁性のものの上で取り扱う場合は、いずれも省略が認められている。なお漏電遮断器(定格感度電流15mA以下・動作時間0.1秒以下)による省略も『水気のある場所以外』に限られる点からも、水気のある場所は省略不可と判断できる。
この問題のページ:水気場所のD種接地工事省略可否 →
問18低圧屋内配線において、点検できない隠ぺい場所に施設できる工事の種類として正しいものはどれか。
- a金属線ぴ工事
- b金属管工事
- cライティングダクト工事
- d金属ダクト工事
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正解:b. 金属管工事
金属管工事は、乾燥・湿気の別や場所の区分を問わず(展開した場所・点検できる隠ぺい場所・点検できない隠ぺい場所のいずれでも)施設でき、点検できない隠ぺい場所に施設できる。よって正解は金属管工事。合成樹脂管工事(CD管を除く)、金属可とう電線管工事(2種)、ケーブル工事も同様に全ての場所で施設可能。一方、金属ダクト工事・ライティングダクト工事・金属線ぴ工事は、いずれも展開した場所または点検できる隠ぺい場所の『乾燥した場所』に限られ、点検できない隠ぺい場所には施設できない。
この問題のページ:隠ぺい場所に施設できる工事種別 →
問19低圧の多心ケーブル(単心のものを除く)を曲げて配線する場合、屈曲部の内側の半径は、原則として「ケーブル仕上り外径」の何倍以上としなければならないか。正しいものはどれか。
- a10倍以上
- b6倍以上
- c4倍以上
- d2倍以上
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正解:b. 6倍以上
低圧の多心ケーブルを曲げる場合、被覆や絶縁体の損傷を防ぐため、屈曲部の内側の半径は仕上り外径の6倍以上とするのが原則(内線規程)。2倍・4倍では曲げがきつく絶縁物を傷めるおそれがあり不適、10倍以上は過大な基準で誤り。なお単心ケーブルや遮へい付ケーブル、高圧ケーブルでは8倍・10倍など、これより大きい値が求められる。
この問題のページ:ケーブル屈曲部の内側半径倍率 →
問20仕上り外径が15mmの低圧ケーブルを曲げて施設する場合、屈曲部の内側の半径として確保すべき最小値はどれか。ただし内側半径は仕上り外径の6倍以上とする。
- a150mm
- b60mm
- c30mm
- d90mm
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正解:d. 90mm
内側半径は仕上り外径の6倍以上なので、15mm×6=90mmが最小値。30mm(2倍)・60mm(4倍)はいずれも6倍に満たず不足で誤り。150mm(10倍)は基準を満たすが「最小値」ではないため不適。
この問題のページ:仕上り外径からの屈曲半径計算 →
問21金属管工事において、金属管をサドル等で造営材に固定する場合の支持点間の距離の上限として、一般に用いられる値はどれか。
- a2m以下
- b1.5m以下
- c3m以下
- d6m以下
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正解:a. 2m以下
金属管を造営材に固定する支持点間の距離は2m以下とするのが一般的な基準(内線規程)。1.5mは合成樹脂管(PF管等)の支持間隔、3mは金属ダクトや金属線ぴ等の値、6mは接触防護措置を施したケーブルの緩和値であり、いずれも金属管の一般的なサドル支持間隔ではない。
この問題のページ:金属管の支持点間距離上限 →
問22金属管工事に用いる「プルボックス」の使用目的に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- a金属管を造営材に固定するために用いる
- b多数の金属管が集合する箇所などで、電線の接続や引き入れを容易にするために用いる
- c金属管の管端に取り付けて、引き出す電線の被覆の損傷を防ぐために用いる
- d金属管相互を直線的に接続する専用の継手として用いる
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正解:b. 多数の金属管が集合する箇所などで、電線の接続や引き入れを容易にするために用いる
プルボックスは、多数の金属管が集合する箇所や屈曲が多く電線の引き入れが困難な箇所に設け、電線の接続・分岐や引き入れを容易にするために用いる。管相互の直線接続はカップリング、管端の電線被覆保護はブッシング、管の造営材への固定はサドルの役割であり、いずれもプルボックスの目的ではない。
この問題のページ:プルボックスの使用目的 →
問23地中電線路を「直接埋設式」により施設する場合、車両その他の重量物の圧力を受けるおそれがある場所における電線の埋設深さの最小値として、正しいものはどれか。
- a0.6m以上
- b1.2m以上
- c1.8m以上
- d0.3m以上
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正解:b. 1.2m以上
直接埋設式では、車両その他の重量物の圧力を受けるおそれがある場所の埋設深さは1.2m以上と定められている。圧力を受けるおそれがない「その他の場所」は0.6m以上であり、0.6mを重量物圧力の場所に適用するのは誤り。0.3mや1.8mは規定値ではない。
この問題のページ:地中電線路の直接埋設深さ →
問241種金属製可とう電線管を用いて金属可とう電線管工事を施す場合、使用が認められる場所として正しいものはどれか。
- aコンクリートに直接埋め込む場合に限り使用できる
- b屋外の雨線外に露出させる部分に限り使用できる
- c展開した場所又は点検できる隠ぺい場所であって、乾燥した場所に使用できる
- d点検できない隠ぺい場所であれば、湿気の多い場所でも使用できる
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正解:c. 展開した場所又は点検できる隠ぺい場所であって、乾燥した場所に使用できる
1種金属製可とう電線管は、展開した場所又は点検できる隠ぺい場所であって、かつ乾燥した場所に限って使用できるため、その旨を述べる記述が正しい。湿気の多い場所・水気のある場所や屋外の雨線外に使えるのは被覆のある2種金属製可とう電線管であり、1種は使えないので、点検できない隠ぺい場所であれば湿気の多い場所でも使えるとする記述と、屋外の雨線外に露出させる部分に限り使用できるとする記述はいずれも誤り。前者については、1種が点検できない隠ぺい場所そのものに施設できない点からも誤りである。コンクリート直接埋込みが原則なのは合成樹脂製可とう電線管のCD管であって金属可とう電線管ではないため、コンクリートに直接埋め込む場合に限り使用できるとする記述も誤り。
この問題のページ:1種金属可とう電線管の施設場所 →
問25硬質塩化ビニル電線管(VE)相互を、接着剤を使用せずにカップリングで直接接続する場合、管の差込み深さの最小値として正しいものはどれか。
- a管の外径の1.2倍
- b管の外径の0.5倍
- c管の外径の0.8倍
- d管の外径の2倍
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正解:a. 管の外径の1.2倍
合成樹脂管工事で管相互及び管とボックスを接続する場合、管の差込み深さは管外径の1.2倍以上とする(接着剤を使用する場合は0.8倍以上でよい)。設問は接着剤を使用しない場合なので、1.2倍とする「管の外径の1.2倍」が正しい。0.8倍とする記述は接着剤を使用する場合の値であり、接着剤なしでは不足するため誤り。0.5倍とする記述はいずれの場合よりも浅く抜けやすいため誤り。2倍とする記述は規定を超える過大な値で、最小値を問う本問の正解ではない。
この問題のページ:硬質塩化ビニル電線管の差込み深さ →
問26合成樹脂製可とう電線管のうちCD管の施設方法に関する記述として、正しいものはどれか。
- a自消性難燃性を備えるため、そのまま露出場所の配管に広く用いてよい
- b屋外の雨線外に露出させて施設するのに最も適している
- c直接コンクリートに埋め込んで施設するのが原則で、露出配管には用いない
- d点検できる隠ぺい場所であれば、無条件にそのまま露出配管できる
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正解:c. 直接コンクリートに埋め込んで施設するのが原則で、露出配管には用いない
CD管(オレンジ色)は自消性難燃性を有しないため、原則として直接コンクリートに埋め込んで施設するか、専用の不燃性・自消性難燃性の管や線ぴ・ダクトに収めて施設する必要がある。したがって、直接コンクリートに埋め込んで施設するのが原則で露出配管には用いないとする記述が正しい。CD管は自消性難燃性がなく、そのまま露出・隠ぺいで配管することはできないので、自消性難燃性を備えるため露出場所の配管に広く用いてよいとする記述と、点検できる隠ぺい場所であれば無条件にそのまま露出配管できるとする記述は誤り。屋外の雨線外に露出させて施設するのに最も適するという記述も、埋込み用途が本来であるため誤り(露出配管には自消性難燃性のあるPF管を用いる)。
この問題のページ:CD管の施設方法の原則 →
問27低圧架空引込線が車道(道路)を横断する場合、電線の路面上の高さの最小値として正しいものはどれか。
- a3m
- b5m
- c4m
- d2.5m
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正解:b. 5m
低圧架空引込線が道路(車道)を横断する場合、電線の高さは路面上5m以上(技術上やむを得ず、かつ交通に支障のないときは3m以上)とする。したがって原則値の5mである「5m」が正しい。4mとする記述は道路横断以外の一般の場所の値であり道路横断には不足するため誤り。3mとする記述は技術上やむを得ない場合の緩和値であって原則の最小値ではないため誤り。2.5mとする記述は道路以外で技術上やむを得ない場合等の値で、道路横断には不足するため誤り。
この問題のページ:車道横断時の架空引込線の高さ →
問28木造の造営物に低圧屋側配線を施設する場合、施設できない工事の種類として正しいものはどれか。
- a金属管工事
- b合成樹脂管工事
- cケーブル工事
- dがいし引き工事
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正解:a. 金属管工事
木造造営物の低圧屋側配線では、金属管工事・金属可とう電線管工事・バスダクト工事は施設できない。これは金属製の管等が造営材と接し、地絡・漏電時に危険となるためで、「金属管工事」が正しい(=施設できない)。がいし引き工事(展開した場所に限る)・合成樹脂管工事・ケーブル工事は木造でも施設できるため、施設可能で本問の答えではない。
この問題のページ:木造造営物で禁止される屋側配線工事 →
問29A種接地工事及びB種接地工事において、接地極を地中に埋設する深さの最小値として正しいものはどれか。
- a地下1.2m以上
- b地下0.3m以上
- c地下0.75m以上
- d地下0.6m以上
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正解:c. 地下0.75m以上
A種接地工事及びB種接地工事の接地極は、地下0.75m(75cm)以上の深さに埋設しなければならないため「地下0.75m以上」が正しい。0.3m・0.6mとする規定より浅く、腐食や外傷・地表温度変化の影響を受けやすいため誤り。1.2mとする記述は規定を超える過大な値で、最小値を問う本問の正解ではない。なお接地極を鉄柱等に沿わせて埋設する場合は、鉄柱の底面から30cm以上の深さとするか、鉄柱から1m以上離すことも必要となる。
この問題のページ:接地極の埋設深さの最小値 →
問30D種接地工事に用いる接地線(軟銅線)の太さの最小値として正しいものはどれか。ただし、移動して使用する機械器具に接続するものを除く。
- a直径1.6mm以上
- b直径4.0mm以上
- c直径2.0mm以上
- d直径2.6mm以上
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正解:a. 直径1.6mm以上
C種及びD種接地工事の接地線は、直径1.6mm以上の軟銅線(又はこれと同等以上の強さ・太さ)を用いるため「直径1.6mm以上」が正しい。直径2.6mm以上とする記述はA種接地工事の接地線の値、直径4.0mm以上とする記述はB種接地工事の接地線の一般値であり、いずれもD種には過大で本問の最小値ではないため誤り。2.0mmとする記述は規定にない中途半端な値で誤り。
この問題のページ:D種接地線の最小太さ →
問31B種接地工事を施す箇所として正しいものはどれか。
- a一般家庭の屋内配線に施設する使用電圧100Vのコンセントの接地極端子及び接地線
- b高圧又は特別高圧と低圧を結合する変圧器の低圧側の中性点(中性点がない場合は低圧側の1端子)
- c使用電圧200Vの三相誘導電動機の金属製外箱及びこれを収める金属製制御盤の外箱
- d高圧受電設備の引込口に施設する避雷器の接地端子及びその避雷器を取り付けた架台
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正解:b. 高圧又は特別高圧と低圧を結合する変圧器の低圧側の中性点(中性点がない場合は低圧側の1端子)
B種接地工事は、高圧又は特別高圧と低圧を結合する変圧器の低圧側の中性点(中性点がない場合は低圧側の1端子)に施し、高低圧の混触時に低圧側の電位上昇を抑えて低圧側の機器・人体を保護するものであるため、その箇所を挙げる記述が正しい。一般家庭のコンセントの接地極端子や、使用電圧200V(300V以下)の三相電動機の金属製外箱に施すのはD種接地工事であり、これらを挙げる記述は誤り。避雷器の接地端子はA種接地工事によるため、これを挙げる記述も誤り。
この問題のページ:B種接地工事の施工箇所 →
問322種金属製可とう電線管を用いる金属可とう電線管工事に関する記述として、正しいものはどれか。
- a使用できるのは点検できない隠ぺい場所に限られる
- b乾燥した場所に限られ、湿気の多い場所には施設できない
- c露出場所や点検できる隠ぺい場所のほか、湿気の多い場所・水気のある場所にも施設できる
- d電線として屋外用ビニル絶縁電線(OW)を用いるのが標準である
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正解:c. 露出場所や点検できる隠ぺい場所のほか、湿気の多い場所・水気のある場所にも施設できる
2種金属製可とう電線管は、1種と異なり場所の制限が緩く、露出場所・点検できる隠ぺい場所に加え、湿気の多い場所や水気のある場所にも施設できるため、その旨を述べる記述が正しい。乾燥した場所に限られるのは1種金属製可とう電線管であり、乾燥した場所に限られ湿気の多い場所には施設できないとする記述は誤り。管工事は展開した場所・隠ぺい場所とも使えるため、使用できるのは点検できない隠ぺい場所に限られるとする記述も誤り。管内に収める電線は絶縁電線(OW=屋外用ビニル絶縁電線を除く)でなければならず、屋外用ビニル絶縁電線(OW)を用いるのが標準とする記述は誤り。
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問33ネオン放電灯工事(管灯回路の使用電圧が1000Vを超えるもの)に関する記述として、誤っているものはどれか。
- a管灯回路の配線は、点検できない隠ぺい場所にも制限なく施設してよい
- bネオン変圧器の金属製外箱には、原則としてD種接地工事を施す
- cネオン放電灯工事は、管灯回路の使用電圧が1000Vを超えるものに適用される
- d管灯回路(二次側)の配線は、展開した場所又は点検できる隠ぺい場所に施設する
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正解:a. 管灯回路の配線は、点検できない隠ぺい場所にも制限なく施設してよい
ネオン放電灯工事の管灯回路(ネオン変圧器の二次側)の配線は、展開した場所または点検できる隠ぺい場所に限って施設でき、点検できない隠ぺい場所には施設できない。よって「点検できない隠ぺい場所にも制限なく施設してよい」とする記述が誤り(=正解)。ネオン変圧器の金属製外箱にD種接地工事を施すとする記述、管灯回路の配線を展開した場所又は点検できる隠ぺい場所に施設するとする記述、ネオン放電灯工事は管灯回路の使用電圧が1000Vを超えるものに適用される(1000V以下は一般の放電灯工事)とする記述は、いずれも正しい。
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問34低圧屋内配線を金属線ぴ工事で施設する場合の記述として、誤っているものはどれか。
- a電線は絶縁電線(屋外用ビニル絶縁電線を除く)を使用する
- b湿気の多い場所又は水気のある場所に施設できる
- c線ぴ内では、電線に接続点を設けないことを原則とする
- d使用電圧は300V以下でなければならない
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正解:b. 湿気の多い場所又は水気のある場所に施設できる
金属線ぴ工事は、乾燥した展開した場所または乾燥した点検できる隠ぺい場所にのみ施設でき、湿気の多い場所や水気のある場所には施設できない。よって「湿気の多い場所又は水気のある場所に施設できる」とする記述が誤り(=正解)。使用電圧は300V以下でなければならないとする記述、絶縁電線(屋外用ビニル絶縁電線OWを除く)を使用するとする記述、線ぴ内では電線に接続点を設けないことを原則とするとする記述は、いずれも正しい記述。
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問35フロアダクト工事に関する記述として、正しいものはどれか。
- a使用電圧は600V以下まで施設することができる
- bダクト及びボックスには、接地工事を施す必要がない
- c湿気の多い場所や水気のある場所に施設するのに適している
- d主に乾燥したコンクリート等の床内に埋め込んで施設する
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正解:d. 主に乾燥したコンクリート等の床内に埋め込んで施設する
フロアダクト工事は、使用電圧300V以下で、乾燥したコンクリート等の床内(点検できない隠ぺい場所)に埋め込んで施設するのが基本であり、乾燥したコンクリート等の床内に埋め込んで施設するとする記述が正しい。使用電圧は300V以下なので「600V以下まで施設できる」とする記述は誤り。ダクト・ボックスにはD種接地工事を施すため、接地工事を施す必要がないとする記述は誤り。乾燥した場所に施設するものであり、湿気の多い場所や水気のある場所に適するとする記述も誤り。
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問36金属製のケーブルラックにケーブルを施設する低圧屋内配線(使用電圧300V以下)に関する記述として、正しいものはどれか。
- a使用電圧が300V以下であっても、金属製ケーブルラックには接地工事を施してはならない
- bケーブルラックは、その構造上、屋外には一切施設できない
- cケーブルラックには、絶縁電線をそのまま(ケーブルにせず)直接載せて配線できる
- dケーブルラックにケーブルを載せて施設する工事は、ケーブル工事に含まれる
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正解:d. ケーブルラックにケーブルを載せて施設する工事は、ケーブル工事に含まれる
ケーブルラックはケーブルを支持するための受け具であり、それにケーブルを載せて配線する工事はケーブル工事に含まれる。よって、ケーブルラックにケーブルを載せて施設する工事はケーブル工事に含まれるとする記述が正しい。金属製ケーブルラックは使用電圧300V以下では原則D種接地工事を施すので、接地工事を施してはならないとする記述は誤り。適合するケーブルを用いれば屋外にも施設できるため、屋外には一切施設できないとする記述は誤り。ラックに載せて施設するのはケーブルであり、絶縁電線をそのまま直接載せて配線することはできないため、これができるとする記述も誤り。
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問37可燃性ガス等が存在する爆発危険場所における低圧屋内配線の工事方法として、認められるものはどれか。
- aライティングダクト工事
- b金属線ぴ工事
- c厚鋼電線管を使用した金属管工事
- d合成樹脂製可とう電線管(CD管)を用いた工事
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正解:c. 厚鋼電線管を使用した金属管工事
可燃性ガスや引火性物質の蒸気が存在する爆発危険場所では、金属管工事(厚鋼電線管を使用し、管相互及び管とボックスとを規定のねじ山数でねじ込み接続するもの)、または適合するケーブルを用いたケーブル工事に限り施設が認められる。よって、厚鋼電線管を使用した金属管工事とする記述が正しい。金属線ぴ工事、ライティングダクト工事、合成樹脂製可とう電線管(CD管)を用いた工事は、いずれもこの危険場所では認められないため誤り。
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