第二種電気工事士(筆記)電気機器・器具・材料・工具」一問一答(全39問)

第二種電気工事士 筆記試験(学科試験)の「電気機器・器具・材料・工具」分野の練習問題です。「答えと解説を見る」を開くと正解と解説を確認できます。資格試験ドリルの編集・運営設備資格ドリル編集部が作成。4択の演習モードで解きたい方は第二種電気工事士(筆記)のドリルへ。

問題データ最終更新 2026-08-09

1電線相互の接続にリングスリーブを用いて圧着接続する作業で使用する工具はどれか。

  1. aプライヤ
  2. b電工ナイフ
  3. cペンチ
  4. dリングスリーブ用圧着ペンチ
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正解:d. リングスリーブ用圧着ペンチ

リングスリーブによる圧着接続は、専用のリングスリーブ用圧着ペンチ(握り手が黄色)でスリーブをかしめて行う。電工ナイフは絶縁被覆をむく工具、ペンチ・プライヤは電線の切断や曲げ・つかみに使う工具で、いずれも規定の圧着(刻印)ができず接続工具として不適切。

この問題のページ:リングスリーブ圧着に使う工具

2配線用ケーブルの記号「VVF」が表すものとして正しいものはどれか。

  1. a600Vポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル
  2. b600Vビニル絶縁電線
  3. c架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル
  4. d600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形
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正解:d. 600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形

VVFは600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形(Flat)を表し、一般住宅の屋内配線で最も多用される。単なる絶縁電線(IV)はシースがなく別物、ポリエチレン絶縁のものや架橋ポリエチレン絶縁(CV)は絶縁体の材質が異なり記号も別で、VVFには該当しない。

この問題のページ:VVFケーブルの名称

3金属管(電線管)を必要な角度に曲げる作業に使用する工具はどれか。

  1. aパイプカッタ
  2. bパイプベンダ
  3. cリーマ
  4. dウォータポンププライヤ
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正解:b. パイプベンダ

金属管を曲げるにはパイプベンダを用いる。パイプカッタは金属管の切断、リーマは切断後の管端内面のバリ取り、ウォータポンププライヤは管やロックナットの締付け等に使う工具で、いずれも「曲げ」の作業には使わない。

この問題のページ:電線管を曲げる作業に使う工具

4合成樹脂製可とう電線管のうち「CD管」の施設方法として正しいものはどれか。

  1. a屋外の雨線外に露出して施設するための管である
  2. b自己消火性があり、露出配管として施設できる
  3. c自己消火性がなく、直接コンクリートに埋め込んで施設する
  4. d金属製なので、そのまま接地して露出施設する
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正解:c. 自己消火性がなく、直接コンクリートに埋め込んで施設する

CD管は自己消火性がないため、原則としてコンクリートに直接埋め込んで施設する(識別のためオレンジ色)。自己消火性があり露出・隠ぺい配管に使えるのはPF管で、「自己消火性があり、露出配管として施設できる」とする記述はPF管の説明。CD管は合成樹脂製で金属管ではなく、露出用の管でもない。

この問題のページ:CD管の施設方法の制限

5電線・ケーブルの記号「CV」が表すものはどれか。

  1. a600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル
  2. b600Vビニル絶縁電線
  3. c600V架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル
  4. d制御用ビニル絶縁ビニルシースケーブル
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正解:c. 600V架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル

CVは「Cross-linked polyethylene(架橋ポリエチレン)絶縁+Vinyl(ビニル)シース」を意味し、600V架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブルを表す。誤りの選択肢のうち、600Vビニル絶縁ビニルシースケーブルはVV(VVF/VVR)、600Vビニル絶縁電線はIV、制御用ビニル絶縁ビニルシースケーブルはCVVの記号であり、いずれもCVとは別物。

この問題のページ:CVケーブルの名称

6階段の上下など、2箇所のいずれからでも1つの照明を点滅できるようにする配線に用いるスイッチはどれか。

  1. a3路スイッチ
  2. b位置表示灯内蔵スイッチ
  3. c単極スイッチ
  4. d確認表示灯付スイッチ
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正解:a. 3路スイッチ

2箇所から1つの負荷を入り切りするには、両端に3路スイッチを1個ずつ用いる。単極スイッチは1箇所からの入り切り専用。位置表示灯内蔵スイッチ(ほたるスイッチ)はOFF時に位置表示灯が点灯するスイッチ、確認表示灯付スイッチは負荷の動作を表示するスイッチで、いずれも点滅箇所を増やす機能はない。

この問題のページ:2箇所点滅に使うスイッチ

7換気扇などの負荷が運転中であることを、表示灯の点灯で確認できる配線器具はどれか。

  1. a確認表示灯付スイッチ(パイロットスイッチ)
  2. b単極スイッチ
  3. c3路スイッチ
  4. d位置表示灯内蔵スイッチ(ほたるスイッチ)
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正解:a. 確認表示灯付スイッチ(パイロットスイッチ)

確認表示灯付スイッチは負荷と並列に表示灯が入り、スイッチON(負荷運転中)に表示灯が点灯するため、離れた場所から運転状態を確認できる。位置表示灯内蔵スイッチ(ほたるスイッチ)はスイッチOFF時に点灯して暗所での位置を示すもので、意味が逆。単極・3路スイッチには表示機能がない。

この問題のページ:負荷運転中を表示する配線器具

8定格電流30Aの分岐回路に接続して使用できるコンセントの定格電流はどれか。

  1. a15A
  2. b20A
  3. c50A
  4. d40A
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正解:b. 20A

30A分岐回路に接続できるコンセントの定格は「20A以上30A以下」と定められている。20Aはこの範囲内で適合する。15Aは下限を下回り不可、40A・50Aは30Aを超えており接続できない。なお30A分岐回路の電線は直径2.6mm(断面積5.5mm²)以上が必要。

この問題のページ:分岐回路に応じたコンセント定格

9金属管工事において、金属管を切断した後の管端内側にできるバリ(まくれ)を取り除くために使用する工具はどれか。

  1. aケーブルカッタ
  2. b張線器(シメラ)
  3. cリーマ
  4. dウォータポンププライヤ
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正解:c. リーマ

リーマは金属管を金切りのこ等で切断した後、管端内面にできたバリを削り取り、電線の被覆損傷を防ぐための工具(クリックボール等に取り付けて使用)。ウォータポンププライヤは物をつかむ工具、張線器は架空電線・メッセンジャワイヤを緊張させる工具、ケーブルカッタは太い電線・ケーブルの切断用で、いずれもバリ取りには使わない。

この問題のページ:リーマによる管端バリ取り

10金属管工事で、金属管相互を直線的に接続するために用いる材料はどれか。

  1. aカップリング
  2. bブッシング
  3. cサドル
  4. dロックナット
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正解:a. カップリング

カップリングは金属管どうしを接続する材料。ブッシングは管端に取り付けて引き出す電線の被覆を保護するもの、ロックナットは管とボックスを固定するもの、サドルは管を造営材(壁・天井等)に固定するもので、いずれも管相互の接続には用いない。

この問題のページ:金属管相互を直線接続する材料

11電線・ケーブルの記号とその名称の対応に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. aCV は 600V 架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブルである
  2. bDV は屋内の分岐回路に用いる 600V ビニル絶縁ビニルシースケーブルである
  3. cVVF は 600V ビニル絶縁ビニルシースケーブル(平形)である
  4. dIV は 600V ビニル絶縁電線であり、電線管内などの屋内配線に用いる
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正解:b. DV は屋内の分岐回路に用いる 600V ビニル絶縁ビニルシースケーブルである

DV は「引込用ビニル絶縁電線」で、電柱から建物へ引き込む架空引込線に使う屋外用の絶縁電線であり、ビニルシースケーブルでも屋内分岐回路用でもないため誤り。IV(600Vビニル絶縁電線)、VVF(平形ビニルシースケーブル)、CV(架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル)はいずれも記述どおりで正しい。

この問題のページ:電線記号DVの用途

12金属管工事に用いる電線管の「管の呼び」に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. a厚鋼電線管の呼びは、外径に近い奇数で表される
  2. bねじなし電線管の呼びは、内径に近い偶数で表される
  3. c薄鋼電線管の呼びは、外径に近い奇数で表される
  4. d厚鋼電線管の呼びは、その管の長さで表される
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正解:c. 薄鋼電線管の呼びは、外径に近い奇数で表される

薄鋼電線管とねじなし電線管の呼びは外径に近い奇数(19、25、31…)で表されるため、薄鋼電線管の呼びを外径に近い奇数とする記述が正しい。厚鋼電線管の呼びは内径に近い偶数(16、22、28…)であり、厚鋼電線管の呼びを外径に近い奇数とする記述も、管の長さで表すとする記述も誤り。ねじなし電線管も外径に近い奇数なので、これを内径に近い偶数とする記述も誤り。

この問題のページ:電線管の呼び方に関する規定

13合成樹脂製の電線管に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. aCD管はオレンジ色以外の色でも製造され、露出場所に使用してよい
  2. bPF管(合成樹脂製可とう電線管)は自己消火性があり、露出・隠ぺい配管やコンクリート埋設に使用できる
  3. c硬質塩化ビニル電線管(VE管)は、直線部分の接続にTSカップリングなどを用いる
  4. dCD管は自己消火性がなく、原則としてコンクリートに直接埋め込んで使用する
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正解:a. CD管はオレンジ色以外の色でも製造され、露出場所に使用してよい

CD管は自己消火性がなくコンクリート埋設専用で、PF管と識別できるようオレンジ色に統一されており、露出・隠ぺい配管には使用できない。したがって、CD管がオレンジ色以外の色でも製造され露出場所に使用してよいとする記述が誤り。PF管は自己消火性があり露出等にも使用可なので、PF管について述べる記述は正しい。CD管はコンクリート埋設が原則なので、CD管の自己消火性と埋設について述べる記述は正しい。VE管はTSカップリング等で接続するので、VE管の接続について述べる記述も正しい。

この問題のページ:CD管の色と施設場所

14配線器具に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. a確認表示灯内蔵スイッチ(パイロットスイッチ)は、スイッチが切のときに点灯して位置を示す
  2. b位置表示灯内蔵スイッチ(ほたるスイッチ)は、負荷が動作しているときに点灯する
  3. c3路スイッチ2個を用いると、2箇所から1つの照明を点滅できる
  4. d4路スイッチは、単独で3箇所からの点滅に用いる
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正解:c. 3路スイッチ2個を用いると、2箇所から1つの照明を点滅できる

3路スイッチ2個の組合せで階段など2箇所から同一照明を点滅できるため、3路スイッチ2個で2箇所から1つの照明を点滅できるとする記述が正しい。4路スイッチは単独では使えず、2個の3路スイッチの間に入れて3箇所以上の点滅に用いるため、4路スイッチを単独で3箇所からの点滅に用いるとする記述は誤り。ほたるスイッチ(位置表示灯)は負荷が「切」で暗い時に点灯し位置を示す、パイロットスイッチ(確認表示灯)は負荷が「動作中」に点灯するので、ほたるスイッチが負荷の動作中に点灯するとする記述と、パイロットスイッチが切のときに点灯するとする記述は、説明が逆で誤り。

この問題のページ:配線器具全般に関する正誤問題

15電気工事に使用する工具とその用途の組合せとして、誤っているものはどれか。

  1. aリーマ ── 金属管を金切りのこで切断した後、管内側のバリを取る
  2. b張線器(シメラ) ── 太い金属管の曲げ加工
  3. cリングスリーブ用圧着ペンチ ── リングスリーブによる電線相互の接続
  4. dホルソ ── 金属製アウトレットボックスへの穴あけ
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正解:b. 張線器(シメラ) ── 太い金属管の曲げ加工

張線器(シメラ)は架空電線や支線・ちょう架用線のたるみを取り張力を加える工具で、金属管の曲げには使えないため、張線器を太い金属管の曲げ加工に用いるとする組合せが誤り。太い金属管の曲げにはパイプベンダ等を用いる。リーマは切断後の管内バリ取り、リングスリーブ用圧着ペンチは電線接続、ホルソは電気ドリルと併用したボックスの穴あけで、いずれも正しい組合せ。

この問題のページ:電気工事に使う工具と用途の組合せ

16金属管工事において、ねじなし電線管を金属製アウトレットボックスに接続するのに用いる付属品として、正しいものはどれか。

  1. aねじなしボックスコネクタ
  2. bノーマルベンド
  3. cねじなしカップリング
  4. dTSカップリング
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正解:a. ねじなしボックスコネクタ

ねじなしボックスコネクタは、止めネジ(頭部がねじ切れる構造)で管端をくわえ、ロックナット等でボックスに固定して管とボックスを電気的・機械的に接続する専用付属品。ねじなしカップリングは管と管(管相互)を接続する部材でボックス接続には使わない。TSカップリングは硬質塩化ビニル電線管(VE管)相互を差込み接着で接続する部材で、材質も用途も異なる。ノーマルベンドは管路を直角に曲げるための曲がり部材で接続用途ではない。

この問題のページ:ねじなし電線管の接続付属品

17リングスリーブによる圧着接続と対比した「差込形コネクタ」による電線接続の特徴として、正しいものはどれか。

  1. a接続後にろう付け(はんだ付け)を行う必要がある
  2. bより線専用で、単線には使用できない
  3. c電線を差し込むだけで接続でき、専用の圧着工具は不要である
  4. d一度差し込んだ電線を繰り返し抜き差しして再使用するのが前提である
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正解:c. 電線を差し込むだけで接続でき、専用の圧着工具は不要である

差込形コネクタは、心線を規定長さにむいてコネクタの穴へ差し込むだけで内部のばね接触子が保持・導通させる方式で、圧着工具やはんだ付けは不要。したがって、電線を差し込むだけで接続でき専用の圧着工具は不要であるとする記述が正しい。電気的接続はコネクタ内部で確実に行われるため、接続後にろう付け(はんだ付け)を行う必要があるとする記述は誤り。抜くと保持力が低下するため、一度差し込んだ電線を繰り返し抜き差しして再使用するのが前提であるとする記述も誤り。一般に単線用であり、より線専用で単線には使用できないとする記述も誤り。

この問題のページ:差込形コネクタの接続特徴

18屋内配線における電線相互の接続に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. a接続点は点検しやすいよう、天井裏に露出したままにしておく
  2. b接続によって電線の電気抵抗を増加させてよい
  3. c電線相互の接続は、ジョイントボックス(アウトレットボックス等)の内部で行う
  4. d接続部分の絶縁処理は省略してもよい
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正解:c. 電線相互の接続は、ジョイントボックス(アウトレットボックス等)の内部で行う

電線相互の接続はジョイントボックス等の内部で行い、接続部を保護・絶縁するのが原則。電気設備技術基準の解釈では、接続は電気抵抗を増加させないこと、引張強さを著しく(20%以上)減少させないこと、絶縁電線と同等以上の絶縁効力があるよう被覆すること、が求められる。よって、接続部分の絶縁処理を省略してよいとする記述、接続によって電気抵抗を増加させてよいとする記述、接続点を天井裏に露出したままにしておくとする記述はいずれも誤りで、正しいのは電線相互の接続をジョイントボックス(アウトレットボックス等)の内部で行うとする記述である。

この問題のページ:電線相互接続の施工場所

19照明用光源(LEDランプ・蛍光ランプ・白熱電球)の特徴に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. a蛍光ランプはフィラメントの高温による温度放射で発光する
  2. b白熱電球はLEDランプよりも発光効率が高い
  3. cLEDランプは白熱電球に比べて発光効率が高く、寿命が長い
  4. dLEDランプは加える電圧の向きに関係なく、逆方向でも同じように発光する
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正解:c. LEDランプは白熱電球に比べて発光効率が高く、寿命が長い

LEDランプは発光効率が高く寿命も長い(定格寿命はおおむね約40000時間程度)ため、LEDランプは白熱電球に比べて発光効率が高く寿命が長いとする記述が正しい。白熱電球は消費電力の多くが熱になり効率が最も低いので、白熱電球のほうがLEDランプよりも発光効率が高いとする記述は誤り。蛍光ランプはフィラメント加熱ではなく管内放電と蛍光体による発光であり、温度放射で光るのは白熱電球なので、蛍光ランプがフィラメントの高温による温度放射で発光するとする記述は誤り。LEDは半導体(ダイオード)で順方向のときだけ発光し逆方向では発光しないため、加える電圧の向きに関係なく逆方向でも同じように発光するとする記述も誤り。

この問題のページ:LEDランプの発光効率と寿命

20配線用遮断器と漏電遮断器に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. a配線用遮断器には、標準で必ず漏電保護機能が備わっている
  2. b漏電遮断器は過負荷・短絡を保護できず、地絡専用の機器である
  3. c漏電遮断器は、地絡電流(漏れ電流)を検出して回路を自動的に遮断する
  4. d配線用遮断器は、地絡電流を検出して動作する機器である
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正解:c. 漏電遮断器は、地絡電流(漏れ電流)を検出して回路を自動的に遮断する

漏電遮断器は零相変流器で往復電流の差(地絡=漏れ電流)を検出し回路を遮断する機器で、漏電遮断器が地絡電流(漏れ電流)を検出して回路を自動的に遮断するとする記述が正しい。配線用遮断器は過負荷・短絡(過電流)を保護するもので地絡は検出しないため、配線用遮断器が地絡電流を検出して動作するとする記述は誤り。漏電遮断器には過負荷保護付き(過電流も保護する型)が広く用いられており「地絡専用」とは限らないので、漏電遮断器は過負荷・短絡を保護できず地絡専用であるとする記述は誤り。配線用遮断器は過電流保護器であって漏電保護機能を標準で備えるわけではないので、配線用遮断器に標準で必ず漏電保護機能が備わっているとする記述も誤り。

この問題のページ:漏電遮断器の地絡検出動作

21抜け止め形コンセントと引掛形コンセントに関する記述として、正しいものはどれか。

  1. a抜け止め形コンセントは、接地極を備えることで感電を防止することを主目的とした器具である
  2. b引掛形コンセントは、一般の平刃プラグをそのまま差し込むだけで使用でき、専用のプラグを必要としない
  3. c引掛形コンセントを表す図記号の傍記は「LK」である
  4. d抜け止め形コンセントは、一般のプラグを差し込んで回すことで抜けにくくするもので、専用のプラグを必要としない
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正解:d. 抜け止め形コンセントは、一般のプラグを差し込んで回すことで抜けにくくするもので、専用のプラグを必要としない

抜け止め形コンセントは、一般の平刃プラグを差し込んで回すと刃受にかかって抜けにくくなる構造で、専用プラグは不要なので、抜け止め形は一般のプラグを回して抜けにくくするもので専用プラグを必要としないとする記述が正しい。引掛形コンセントは刃受が円弧状で、専用の引掛形プラグを差し込んで回転させて固定する方式のため、引掛形に『一般の平刃プラグをそのまま差し込むだけで使用できる』とする記述は誤り。抜け止め形は抜け防止が目的で接地極とは無関係(接地極付は別)なので、抜け止め形が接地極を備え感電防止を主目的とするとの記述は誤り。傍記は抜け止め形が「LK」、引掛形が「T」なので、引掛形の傍記を「LK」とする記述も誤り。

この問題のページ:抜け止め形コンセントの特徴

22接地極付コンセントと接地端子付コンセントに関する記述として、正しいものはどれか。

  1. a接地極付コンセントは、接地極付プラグの接地極を差し込むことで機器を自動的に接地できる
  2. b接地極付コンセントの図記号の傍記は「LK」である
  3. c接地端子付コンセントは、接地極付コンセントと全く同じもので、傍記も同じ「E」で表す
  4. d接地極付コンセントは、供給電圧を200Vに昇圧する機能をもつコンセントである
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正解:a. 接地極付コンセントは、接地極付プラグの接地極を差し込むことで機器を自動的に接地できる

接地極付コンセントは差込口に接地極(3本目)を備え、接地極付プラグを差し込むと機器の金属外箱が自動的に接地されるので、接地極付プラグの接地極を差し込むことで機器を自動的に接地できるとする記述が正しい。接地端子付コンセントは、接地線をねじ止めする端子を別に設けたもので傍記は「ET」、接地極付の「E」とは区別されるため、接地端子付が接地極付と『全く同じで傍記も同じE』とする記述は誤り。接地極付の傍記は「E」であり、「LK」は抜け止め形なので、接地極付の傍記を「LK」とする記述は誤り。コンセントに電圧を昇圧する機能はなく、供給電圧を200Vに昇圧する機能をもつとする記述も誤り。

この問題のページ:接地極付コンセントの接地機能

23定格電流30A以下の過電流遮断器(低圧ヒューズ・配線用遮断器)の動作特性に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. a低圧ヒューズは、定格電流の1.1倍の電流を通じたとき直ちに溶断しなければならない
  2. b低圧ヒューズは、一度溶断してもレバー操作でリセットすれば元通り再使用できる
  3. c定格電流30A以下の配線用遮断器は、定格電流の2倍の電流を通じたとき2分以内に自動的に動作しなければならない
  4. d配線用遮断器は、定格電流の1.25倍の電流を通じたとき瞬時(1分以内)に動作しなければならない
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正解:c. 定格電流30A以下の配線用遮断器は、定格電流の2倍の電流を通じたとき2分以内に自動的に動作しなければならない

電技解釈第33条により、定格電流30A以下の配線用遮断器は定格電流の1.25倍で60分以内、2倍で2分以内に動作しなければならず、定格電流の2倍の電流を通じたとき2分以内に動作するとする記述が正しい。1.25倍は『瞬時』ではなく60分以内なので、1.25倍で瞬時(1分以内)に動作するとする記述は誤り。低圧ヒューズは定格電流の1.1倍の電流には『耐えなければならない』もので直ちに溶断してはならず(溶断は1.6倍・2倍で規定時間内)、1.1倍で直ちに溶断するとの記述は誤り。ヒューズは溶断すると導体が切れるため交換が必要で、リセットして再使用できるのは配線用遮断器であるから、ヒューズをレバー操作でリセットして再使用できるとする記述も誤り。

この問題のページ:配線用遮断器の動作特性

24配線・配管を造営材へ固定(支持)する材料の用途の組合せとして、誤っているものはどれか。

  1. aカップリング ── ケーブルを造営材に固定する
  2. bサドル ── 金属管や合成樹脂管を造営材に固定する
  3. cブッシング ── 管端に取り付けて引き出す電線の被覆を保護する
  4. dステープル ── VVFケーブルを造営材に沿わせて固定する
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正解:a. カップリング ── ケーブルを造営材に固定する

カップリングは金属管どうしを相互接続する材料であり、ケーブルを造営材に固定する用途ではないので、カップリングをケーブルの固定に用いるとする組合せが誤り。ケーブルの固定にはステープル(またはステップル)、管の固定にはサドルを用いる。サドルは管を壁・天井等に固定する支持材であり金属管や合成樹脂管の固定とする組合せは正しく、ステープルはVVFケーブル等を造営材に打ち付けて固定する材料でVVFケーブルの固定とする組合せも正しい。ブッシングは管端で電線被覆の損傷を防ぐ保護材であり、管端に取り付けて電線の被覆を保護するとする組合せも正しい。

この問題のページ:配線や配管の固定材料と用途の組合せ

25裸圧着端子(R形などの圧着端子)の一般的な用途として、正しいものはどれか。

  1. a金属管の管端に取り付けて、引き出す電線の被覆を保護するために用いる
  2. b電線の端末に圧着して取り付け、機器や端子台のねじ止め端子へ接続するために用いる
  3. cVVFケーブルを造営材に打ち付けて固定するために用いる
  4. d電線相互を中間で突き合わせて接続し、その部分を絶縁キャップで覆うために用いる
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正解:b. 電線の端末に圧着して取り付け、機器や端子台のねじ止め端子へ接続するために用いる

裸圧着端子は電線の端末に圧着工具でかしめて取り付け、輪(またはY形)部分を機器・端子台のねじ止め端子へ確実に接続するための端子であり、電線の端末に圧着して機器や端子台のねじ止め端子へ接続するために用いるとする記述が正しい。電線相互を突き合わせて接続し絶縁キャップで覆うために用いるとする記述はリングスリーブの用途であり誤り、金属管の管端に取り付けて電線の被覆を保護するために用いるとする記述はブッシングの用途であり誤り、VVFケーブルを造営材に打ち付けて固定するために用いるとする記述はステープル等の用途であり誤りで、いずれも圧着端子の用途ではない。

この問題のページ:裸圧着端子の用途

26電線・ケーブルの記号「OW」が表すものとして、正しいものはどれか。

  1. a引込用ビニル絶縁電線
  2. b屋外用ビニル絶縁電線
  3. c制御用ビニル絶縁ビニルシースケーブル
  4. d屋内配線に用いる600Vビニル絶縁電線
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正解:b. 屋外用ビニル絶縁電線

OW(Outdoor Weatherproof)は屋外用ビニル絶縁電線で、主に低圧架空配電線に使われます。屋内配線用の600Vビニル絶縁電線はIV、引込用ビニル絶縁電線はDV、制御用ケーブルはCVV。絶縁被覆が屋内用より薄く、屋内配線には使用しません。

この問題のページ:電線記号OWの意味

27低圧架空引込線(電柱から建物の引込口へ引き込む電線)に使用する電線として、正しいものはどれか。

  1. a屋外用ビニル絶縁電線(OW)
  2. b600Vビニル絶縁電線(IV)
  3. c引込用ビニル絶縁電線(DV)
  4. d600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形(VVF)
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正解:c. 引込用ビニル絶縁電線(DV)

DV(引込用ビニル絶縁電線)は電柱から需要家への低圧架空引込線に用いる電線で、2心・3心が平形または撚り合わせになっています。OWは架空配電線用、IVは屋内配線用、VVFは屋内の低圧屋内配線用ケーブルで、いずれも架空引込線の用途とは異なります。

この問題のページ:低圧架空引込線の使用電線

28一般家庭で、使用した電力量(電気の使用量)を計量するために取り付けられている計器はどれか。

  1. a電圧計
  2. b電力量計
  3. c周波数計
  4. d力率計
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正解:b. 電力量計

電力量計は使用電力量[kW・h]を積算計量する計器で、需要家の引込口に取り付けられ電気料金の算定に用いられます。力率計は力率、周波数計は周波数[Hz]、電圧計は電圧[V]を測る計器で、いずれも電力量の計量には使いません。

この問題のページ:家庭の電力使用量を計る計器

29回路の電線を切り離すことなく、通電状態のまま負荷電流を測定するのに適した計器はどれか。

  1. a屋外用ビニル絶縁電線(OW)
  2. b引込用ビニル絶縁電線(DV)
  3. cクランプ形電流計
  4. d絶縁抵抗計(メガー)
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正解:c. クランプ形電流計

クランプ形電流計は電線を挟むだけで、回路を切り離さず通電中の負荷電流を測定できます。絶縁抵抗計は充電を止めて絶縁抵抗を測る計器で電流測定用ではありません。OW・DVは電線であり計器ではありません。

この問題のページ:電線を切らずに電流を測る計器

30600Vビニル絶縁電線(IV)に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. a屋外の低圧架空配電線に直接架設して使用する
  2. b2心が平形になった架空引込線専用の電線である
  3. c絶縁物に架橋ポリエチレンを使用している
  4. d絶縁物の最高許容温度は60℃である
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正解:d. 絶縁物の最高許容温度は60℃である

IVの絶縁物(ビニル)の最高許容温度は60℃です。耐熱性を高めたHIV(二種ビニル絶縁電線)は75℃。IVは屋内配線用で架空配電線には用いず(それはOW)、絶縁物はビニルで架橋ポリエチレンではありません。平形の架空引込線はDVです。

この問題のページ:600Vビニル絶縁電線の特性

31600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル丸形(VVR)の構造に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. a絶縁電線を数本より合わせ、すき間に介在物を入れて丸形にビニルシースを施したものである
  2. b導体の絶縁物に架橋ポリエチレンを使用している
  3. c鋼帯のがい装を施した高圧地中専用ケーブルである
  4. d平形で介在物がなく、外装は架橋ポリエチレンである
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正解:a. 絶縁電線を数本より合わせ、すき間に介在物を入れて丸形にビニルシースを施したものである

VVRは絶縁電線をより合わせ、すき間に介在物(充填物)を入れて丸形にビニルシースを施した構造です。平形は同じビニルシースでもVVF。絶縁に架橋ポリエチレンを使うのはCV。鋼帯がい装の地中ケーブルとも異なります。

この問題のページ:VVRケーブルの構造

32電動機などの負荷を、押しボタンスイッチで電磁石の力を利用して開閉し、過負荷保護も兼ねる開閉器はどれか。

  1. aタンブラスイッチ
  2. bカバー付ナイフスイッチ
  3. c電磁開閉器(電磁接触器と熱動継電器を組み合わせたもの)
  4. d配線用遮断器
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正解:c. 電磁開閉器(電磁接触器と熱動継電器を組み合わせたもの)

電磁開閉器は電磁接触器(電磁石で接点を開閉)と熱動継電器(過負荷保護)を組み合わせたもので、押しボタンで電動機の始動・停止を行います。配線用遮断器は過電流保護器、カバー付ナイフスイッチは手動開閉器、タンブラスイッチは点滅用の配線器具です。

この問題のページ:押しボタンで開閉する過負荷保護器具

33多数の照明を数箇所から集中制御する「リモコン配線(リモコンスイッチ方式)」に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. aリモコン配線は三相動力回路の制御専用の方式である
  2. bリモコントランスで得た小電圧でリモコンリレーを操作し、負荷回路を開閉する
  3. cリモコンリレーは手元スイッチと負荷を直接つなぐ手動の開閉器である
  4. dリモコンスイッチの操作回路に100Vの電圧が直接加わる
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正解:b. リモコントランスで得た小電圧でリモコンリレーを操作し、負荷回路を開閉する

リモコン配線ではリモコントランスで得た小電圧(24V程度)でリモコンスイッチからリモコンリレーを操作し、リレーが負荷(照明)回路を開閉します。操作側は低電圧で、100Vが直接加わるわけではなく、リレーは手動開閉器ではありません。主に照明の集中・遠隔制御に用いられます。

この問題のページ:リモコン配線方式の仕組み

34回路に流れる電流を測定する指示電気計器(電流計)の、負荷に対する接続方法として正しいものはどれか。

  1. a負荷と並列に接続する
  2. b負荷と直列に接続する
  3. c回路を接地してから接続する
  4. d負荷の両端に電圧計と同じ向きで接続する
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正解:b. 負荷と直列に接続する

電流計は測定したい電流がそのまま計器を流れるよう、負荷と直列に接続します。並列接続や電圧計と同じ接続にすると正しい電流を測れず、内部抵抗が小さいため短絡的に大電流が流れて危険です。電圧計は負荷と並列に接続します。

この問題のページ:電流計の負荷への接続方法

35高圧・低圧の配電に用いる「CVT」ケーブルの構造として、正しいものはどれか。

  1. a金属導体をもたず光ファイバ心線のみを一括して被覆した通信専用のもの(光ケーブル)である
  2. b絶縁体に油浸紙を用いた3本の導体を一括してシースで覆ったもの(3心一括シース形)である
  3. cビニルで絶縁しビニルシースを施した2心の導体を平たく並べて一体に成形したもの(VVF平形)である
  4. d架橋ポリエチレンで絶縁しビニルシースを施した単心ケーブル3本をより合わせたもの(トリプレックス形)である
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正解:d. 架橋ポリエチレンで絶縁しビニルシースを施した単心ケーブル3本をより合わせたもの(トリプレックス形)である

CVTは架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースの単心ケーブル(CV)3本をより合わせたトリプレックス形で、3心一括形のCVより放熱がよく許容電流を大きくとれる。平形2心のビニル絶縁ビニルシースはVVF、油浸紙絶縁の3心一括は紙絶縁ケーブルで別物であり、光ファイバのみの通信用ケーブルとも異なる。

この問題のページ:CVTケーブルの構造

36記号に「EM」が付く電線・ケーブル(EM電線、いわゆるエコ電線)の特徴として、正しいものはどれか。

  1. a被覆を持たない裸電線で、屋外の架空送電線専用に用いる電線である
  2. b絶縁体に鉛化合物を多く含み、重量が大きいことを特徴とする電線である
  3. c絶縁体などに耐燃性ポリエチレンを用い、焼却しても有害なハロゲン系ガスを発生しにくい環境配慮形の電線である
  4. d地中電線路専用で、屋内配線には一切使用できない電線である
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正解:c. 絶縁体などに耐燃性ポリエチレンを用い、焼却しても有害なハロゲン系ガスを発生しにくい環境配慮形の電線である

EMはエコマテリアル(環境配慮形)の意味で、EM-IE(600V耐燃性ポリエチレン絶縁電線)などのように絶縁体・シースに主としてポリエチレンを用い、鉛やハロゲンを含まず焼却時に有害な塩化水素等のガスを発生しにくくリサイクル性にも配慮した電線。鉛を多く含む・裸電線である・地中専用で屋内に使えない、はいずれも誤りで、EM電線は屋内配線にも用いられる。

この問題のページ:EM電線(エコ電線)の特徴

37設定した時刻になると電路を自動的に開閉し、屋外灯や看板灯などを決められた時刻に点灯・消灯させるのに用いる器具はどれか。

  1. aタイムスイッチ
  2. b自動点滅器
  3. c漏電遮断器
  4. d電磁開閉器
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正解:a. タイムスイッチ

タイムスイッチは内蔵の時計機構により、あらかじめ設定した時刻に接点を開閉して負荷を自動的にオン・オフする器具。自動点滅器は周囲の明るさ(光電素子)を感知して暗くなると点灯・明るくなると消灯するもので、時刻ではなく照度で動作するため誤り。電磁開閉器は電動機の始動停止と過負荷保護、漏電遮断器は漏電時の遮断を行う器具で、時刻による点滅制御には用いない。

この問題のページ:時刻設定で自動点灯消灯する器具

38金属製の分電盤やキャビネットの鉄板に、電線管を接続するための穴をあけるのに使用する工具はどれか。

  1. aリーマ
  2. bノックアウトパンチャ(油圧式パンチャ)
  3. cリングスリーブ用圧着ペンチ
  4. dパイプベンダ
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正解:b. ノックアウトパンチャ(油圧式パンチャ)

ノックアウトパンチャは下穴にダイスとポンチをセットし、油圧などの力で鉄板を打ち抜いて所定径の穴をあける工具で、分電盤やボックスの電線管接続穴の加工に用いる。リーマは切断した金属管端の内側のバリ取り、パイプベンダは金属管の曲げ加工、リングスリーブ用圧着ペンチは電線相互の圧着接続に使う工具で、いずれも鉄板の穴あけには使わない。

この問題のページ:分電盤の鉄板に穴をあける工具

39架空引込線や支線などのたるみを取り、電線に張力を与えて緊張させるのに使用する工具はどれか。

  1. a張線器(シメラ)
  2. bケーブルカッタ
  3. cパイプベンダ
  4. d呼び線挿入器(通線器)
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正解:a. 張線器(シメラ)

張線器(シメラ)は架空電線や支線のたるみを取り、張力を加えて電線を緊張させるための工具。呼び線挿入器(通線器)は電線管の中に電線を通すための呼び線を挿入する工具、パイプベンダは金属管の曲げ加工、ケーブルカッタは太い電線・ケーブルの切断に使う工具で、いずれも電線を緊張させる作業には用いない。

この問題のページ:張線器による電線の緊張作業

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