高圧進相コンデンサに直列リアクトルを設ける目的および仕様に…

電験三種電力:配電・電気材料」の練習問題 問11(全45問)。正解と解説つき。設備資格ドリル編集部が作成し、独立した検証を経て公開しています。4択の演習モードで解きたい方は電験三種のドリルへ。

問題データ最終更新 2026-08-09

問題高圧進相コンデンサに直列リアクトルを設ける目的および仕様に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. a第5調波などの高調波電流の拡大を抑制し、コンデンサ投入時の突入電流を抑制するためであり、容量はコンデンサ容量の6%が標準である
  2. bコンデンサの端子電圧を定格値より低く抑えて絶縁の負担を軽くするためであり、容量はコンデンサ容量の6%が標準である
  3. c開路後にコンデンサに残る残留電荷を短時間で放電させて感電を防ぐためであり、容量はコンデンサ容量の0.6%が標準である
  4. d地絡事故時にコンデンサを通じて流れる地絡電流を制限するためであり、容量は第3調波を対象としてコンデンサ容量の13%が標準である
答えと解説を見る

正解:a. 第5調波などの高調波電流の拡大を抑制し、コンデンサ投入時の突入電流を抑制するためであり、容量はコンデンサ容量の6%が標準である

直列リアクトルはコンデンサ回路を第5調波に対して誘導性とし、高調波電流の拡大を防ぐとともに投入時の突入電流を抑制する。第5調波に対して誘導性となるには理論上4%超が必要で、余裕をみた6%が標準(第3調波が問題となる場合は13%)である。リアクトルを直列に入れるとコンデンサ端子電圧はむしろ上昇するので端子電圧を下げるという記述は誤り。地絡電流の制限や残留電荷の放電はそれぞれ限流装置・放電装置の役割であり、直列リアクトルの目的ではない。

広告体系的に対策するなら電験三種の受験対策講習会(能セン)を見る

電験三種を4択ドリルで演習する →本番形式・分野別・ミックスから選べます(無料)
電力:配電・電気材料」の他の問題
電験三種 の勉強法・過去問ガイド

実施団体:一般財団法人 電気技術者試験センター。受験資格・試験日程・受験料など変動する情報は、必ず公式サイトでご確認ください。