ビル管理士清掃」一問一答(全31問)

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)の「清掃」分野の練習問題です。「答えと解説を見る」を開くと正解と解説を確認できます。資格試験ドリルの編集・運営設備資格ドリル編集部が作成。4択の演習モードで解きたい方はビル管理士のドリルへ。

1建築物清掃の作業計画・作業管理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. a日常清掃で除去できない汚れを除去するため、定期清掃を計画的に組み込む。
  2. b清掃の品質評価は、汚染度の測定など数値による評価だけでなく、目視による点検も併用する。
  3. c作業計画を立てることで、限られた資源を効果的に配分し、作業の標準化が図れる。
  4. d清掃の点検評価は、清掃作業者が自己点検するのが最も客観的であり、第三者による点検は不要である。
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正解:d. 清掃の点検評価は、清掃作業者が自己点検するのが最も客観的であり、第三者による点検は不要である。

点検評価は作業者自身の自己点検だけでなく、清掃責任者や第三者(発注者・管理者)による評価を組み合わせることで客観性が高まる。自己点検のみで十分とする選択肢4が誤り。他は作業計画・品質評価の基本として妥当。

2ダストコントロール法および除じん作業に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

  1. aダストコントロール法とは、床面に鉱物油などを含ませたモップやダストクロスで、ほこりを油分に付着させて除去する方法である。
  2. bダストコントロール法は、大量の水を用いて床面を水洗いする湿式清掃の一種である。
  3. cダストクロス法は、油分を全く含まない乾いた布で床を拭く方法をいう。
  4. dダストコントロール法は、カーペットのしみ抜き専用の技法である。
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正解:a. ダストコントロール法とは、床面に鉱物油などを含ませたモップやダストクロスで、ほこりを油分に付着させて除去する方法である。

ダストコントロール法は、微量の不乾性の鉱物油などを含ませたモップ・クロスでほこりを付着させて除去する除じん法。選択肢1が正しい。水洗い(選択肢2)や乾いた布のみ(選択肢3)、しみ抜き専用(選択肢4)は誤り。

3建築物の床材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. aリノリウムやゴム系の弾性床材は、耐アルカリ性が低いため、強アルカリ性洗剤の使用を避ける。
  2. b大理石やテラゾなどの硬性床材(石材)は、耐酸性が低く、酸性洗剤により表面が侵される。
  3. cセラミックタイルは耐薬品性・耐摩耗性に優れ、酸・アルカリいずれの洗剤にも比較的強い。
  4. d塩化ビニル系床材(ビニル床タイル)は耐水性・耐薬品性が高く、大理石よりも耐酸性・耐アルカリ性に劣る。
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正解:d. 塩化ビニル系床材(ビニル床タイル)は耐水性・耐薬品性が高く、大理石よりも耐酸性・耐アルカリ性に劣る。

塩化ビニル系床材は耐水性・耐薬品性が高く、酸やアルカリに対して大理石(耐酸性が低い)より強い。「大理石よりも耐酸性・耐アルカリ性に劣る」とする選択肢4が不適当。リノリウム・ゴムの耐アルカリ性の低さ、石材の耐酸性の低さ、セラミックタイルの耐薬品性は正しい。

4カーペット(繊維床材)の清掃に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. aカーペットの日常清掃では、パイル内のほこりを除去するため真空掃除機による除じんを行う。
  2. bしみは時間が経つほど除去しにくくなるため、発生後できるだけ早く処置する。
  3. cウール(羊毛)などの動物性繊維は耐アルカリ性が高く、強アルカリ性洗剤を用いても変質しにくい。
  4. dエクストラクション法(スチーム洗浄)は、洗浄液を噴射して汚れを含んだ水分を吸引回収する洗浄法である。
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正解:c. ウール(羊毛)などの動物性繊維は耐アルカリ性が高く、強アルカリ性洗剤を用いても変質しにくい。

ウールなどの動物性繊維(タンパク質)は耐アルカリ性が低く、強アルカリ性洗剤で変質・損傷しやすい。「耐アルカリ性が高い」とする選択肢3が不適当。日常の真空除じん、しみの早期処置、エクストラクション法の説明は正しい。

5廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃棄物処理法)における廃棄物の区分に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

  1. a事業活動に伴って生じた廃棄物は、その種類にかかわらずすべて産業廃棄物に区分される。
  2. bオフィスビルから排出される紙くずのうち、法で定める業種以外から生じたものは、事業系一般廃棄物として扱われる。
  3. c一般家庭から排出される生ごみは、産業廃棄物に区分される。
  4. d産業廃棄物の処理責任は、排出した事業者ではなく市町村が負う。
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正解:b. オフィスビルから排出される紙くずのうち、法で定める業種以外から生じたものは、事業系一般廃棄物として扱われる。

紙くず等は、建設業・製紙業など法定の特定業種から生じた場合のみ産業廃棄物となり、オフィス等それ以外の業種から出た紙くずは事業系一般廃棄物となる。選択肢2が正しい。事業系廃棄物すべてが産廃(1)は誤り、家庭生ごみは一般廃棄物(3が誤り)、産廃の処理責任は排出事業者(4が誤り)。

6建築物内の廃棄物の管理・保管に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. a産業廃棄物を事業者が処理を委託する場合、産業廃棄物管理票(マニフェスト)を交付し、適正処理を確認する。
  2. b廃棄物の保管場所は、飛散・流出・悪臭の防止、ねずみ・害虫の発生防止などの衛生的措置を講じる。
  3. c分別収集は、再資源化(リサイクル)や処理の効率化のために重要である。
  4. d建築物内で発生した廃棄物は、排出量にかかわらず所有者・管理者に処理責任はなく、すべて市町村が無償で収集・処理する義務を負う。
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正解:d. 建築物内で発生した廃棄物は、排出量にかかわらず所有者・管理者に処理責任はなく、すべて市町村が無償で収集・処理する義務を負う。

事業活動に伴う廃棄物は排出事業者(建築物の所有者・管理者等)に処理責任があり、市町村がすべて無償で処理する義務を負うわけではない。選択肢4が不適当。マニフェスト交付、保管場所の衛生措置、分別収集の意義は正しい。

7建築物清掃の品質評価(点検)に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  1. a清掃の品質は、作業体制などの組織品質と、実際の仕上がりである作業品質から構成される。
  2. b品質評価は測定機器による検査を主体とし、目視や官能による点検は原則として行わない。
  3. c点検は、清掃作業者の視点ではなく、施設の利用者の立場に立って行うことが望ましい。
  4. d点検の結果、改善が必要と判断された場合は、作業計画や作業仕様書の改訂を行う。
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正解:b. 品質評価は測定機器による検査を主体とし、目視や官能による点検は原則として行わない。

誤りはb。清掃の品質評価は、汚れやきれいさを目視で確かめる官能検査(目視点検)を主体とするのが基本で、測定機器はあくまで補助的。b以外は正しい。aの組織品質+作業品質は品質の基本構成、cは利用者視点での評価、dは点検結果を計画・仕様書の改善(PDCA)に反映する運用で、いずれも適切。

8床の除じん作業に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  1. aダストコントロール法は、不乾性の鉱油などの除塵剤を繊維に含浸させ、ほこりを吸着させて除去する方法である。
  2. b除塵剤の含浸量が多すぎると、床面に油膜が残り、滑りや床維持剤の付着不良の原因となる。
  3. c真空掃除機による除じんは微細な粉じんの除去に適さないため、カーペットには用いない。
  4. dダストコントロール法は粘度の低い鉱油を用いることで、ほこりを舞い上げずに除去できる。
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正解:c. 真空掃除機による除じんは微細な粉じんの除去に適さないため、カーペットには用いない。

誤りはc。真空掃除機(バキュームクリーナー)は繊維床(カーペット)内部のほこり・粉じんの除去に最も適した機器であり、「カーペットには用いない」は明確に誤り。aはダストコントロール法の定義、bは含浸量過多の弊害、dは低粘度鉱油でほこりを舞い上げない利点で、いずれも正しい。

9清掃用の洗剤に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  1. aアルカリ性洗剤は、手あかや皮脂などの油性汚れの除去に適する。
  2. b酸性洗剤は、トイレの尿石や洗面器の水あかなどの無機質汚れの除去に適する。
  3. c洗剤に配合される助剤(ビルダー)には、硬水中のカルシウムイオンなどを封鎖する作用がある。
  4. d樹脂床維持剤の皮膜がある歩行箇所の日常清掃には、アルカリ性の強い洗剤を用いるのが適切である。
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正解:d. 樹脂床維持剤の皮膜がある歩行箇所の日常清掃には、アルカリ性の強い洗剤を用いるのが適切である。

誤りはd。アルカリ性の強い洗剤は樹脂系床維持剤(フロアポリッシュ)の皮膜を軟化・溶解させて傷めるため、皮膜維持箇所の日常清掃には中性洗剤を用いる。aはアルカリ性が油性汚れに有効、bは酸性が尿石・水あか(炭酸カルシウム等)に有効、cはビルダー(キレート剤)による金属イオン封鎖で、いずれも正しい。

10床材の種類と維持管理に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  1. a大理石やテラゾなどは酸に弱いため、酸性洗剤の使用を避ける。
  2. bコンクリート床は耐酸性に優れるため、酸性洗剤による洗浄が最も適する。
  3. cリノリウムは耐アルカリ性に乏しいため、アルカリ性の剥離剤の使用に注意を要する。
  4. d塩化ビニル系床材は、耐水性・耐薬品性に優れる。
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正解:b. コンクリート床は耐酸性に優れるため、酸性洗剤による洗浄が最も適する。

誤りはb。コンクリート(セメント系)はアルカリ性で酸に侵されやすく、多孔質で耐酸性に優れるとはいえない。「酸性洗剤が最も適する」は誤り。aの大理石・テラゾ(炭酸カルシウム系)は酸に弱い、cのリノリウムはアルカリに弱い、dの塩ビ系は耐水・耐薬品性が高く、いずれも正しい。

11廃棄物処理法(廃棄物の処理及び清掃に関する法律)における廃棄物の区分に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  1. a産業廃棄物とは、事業活動に伴って生じた廃棄物のうち、廃棄物処理法で定められた種類のものをいう。
  2. b建築物内の飲食店から出る厨芥(生ごみ)は、産業廃棄物として処理しなければならない。
  3. c事業活動に伴って生じた廃棄物であっても、産業廃棄物に該当しないものは事業系一般廃棄物となる。
  4. d一般のオフィスビルから排出される紙くずは、業種の指定がないため事業系一般廃棄物に区分される。
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正解:b. 建築物内の飲食店から出る厨芥(生ごみ)は、産業廃棄物として処理しなければならない。

誤りはb。飲食店の厨芥(生ごみ)は「動植物性残さ」だが、これが産業廃棄物になるのは食料品・医薬品・香料製造業など特定業種に限られ、飲食店の生ごみは事業系一般廃棄物である。aは産業廃棄物の定義、cは事業系一般廃棄物の位置づけ、dは紙くずが業種指定(建設・製紙・製本印刷等)以外では一般廃棄物になる点で、いずれも正しい。

12床の機械洗浄に用いる自動床洗浄機(自動洗浄機)に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. a洗剤液の供給、ブラシによる洗浄、汚水の吸引回収を、一台で連続して行うことができる。
  2. b広く見通しのよい平坦な床面の洗浄に適し、隅や幅木際・狭い場所は手作業で補う必要がある。
  3. cカーペットなどの繊維床材を洗浄する機械であり、ビニル床タイルなどの弾性床材には使用しない。
  4. d洗浄後は、床面に洗剤分が残って滑りや床維持剤の付着不良を招かないよう、必要に応じてすすぎを行う。
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正解:c. カーペットなどの繊維床材を洗浄する機械であり、ビニル床タイルなどの弾性床材には使用しない。

誤りは選択肢3。自動床洗浄機は、ビニル床タイルなどの硬性・弾性床材の広い平面を、ブラシ洗浄と汚水回収を一体で行って洗う機械であり、カーペット専用ではない(カーペットは真空除じんやエクストラクションで洗う)。選択肢1は洗浄液供給・ブラシ洗浄・汚水吸引を連続処理できる基本機能、選択肢2は広い平面向きで隅・狭所は手作業併用という運用、選択肢4は洗剤残りが滑り・維持剤付着不良の原因になるためすすぎを要する点で、いずれも正しい。

13カーペット(繊維床材)の洗浄方法に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. aホットウォーターエクストラクション(スチーム洗浄)は、温水の洗浄液を噴射し、汚れとともに水分を吸引回収する方法である。
  2. b洗浄時の水分が過剰だと、乾燥不良によるカビの発生や、下地・裏張りの劣化を招くおそれがある。
  3. cパイル表面部の中間洗浄には、洗剤を含ませたパッド(ボンネット)を回転させて汚れを移し取るボンネットクリーニングが用いられる。
  4. dカーペットは吸水しないため、洗浄後は乾燥を待たずにただちに歩行させても支障はない。
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正解:d. カーペットは吸水しないため、洗浄後は乾燥を待たずにただちに歩行させても支障はない。

誤りは選択肢4。カーペットは水分を保持しやすく、洗浄後に十分乾燥させないまま歩行させると、汚れの再付着・カビ・臭気・変色の原因となるため、乾燥時間の確保が必要。選択肢1はエクストラクション(スチーム)法の定義、選択肢2は過剰水分による乾燥不良・下地劣化のリスク、選択肢3はボンネット法(パイル表層の中間洗浄)の説明で、いずれも正しい。

14建築物清掃の作業区分(日常清掃・定期清掃・特別清掃)に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. a日常清掃は、毎日または短い周期で行う清掃で、ごみの収集、トイレ清掃、出入口の除じんなどが含まれる。
  2. b定期清掃は、日常清掃では除去しきれない汚れを一定の周期で除去する作業で、床の洗浄や床維持剤の塗布などが該当する。
  3. c作業計画では、汚れやすさや使用頻度にかかわらず、建築物内のすべての場所を同一の頻度・同一の方法で清掃するのが合理的である。
  4. d特別清掃(臨時清掃)は、日常清掃・定期清掃の区分に当てはまらない、不定期・臨時に行う清掃をいう。
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正解:c. 作業計画では、汚れやすさや使用頻度にかかわらず、建築物内のすべての場所を同一の頻度・同一の方法で清掃するのが合理的である。

誤りは選択肢3。清掃は場所ごとの汚染度・使用頻度・仕上げ材に応じて頻度と方法を変えて計画するのが合理的で、全箇所を一律の頻度・方法で行うのは資源配分上も品質上も不適当。選択肢1は日常清掃の内容、選択肢2は定期清掃(床洗浄・ワックス塗布など)の位置づけ、選択肢4は特別(臨時)清掃の定義で、いずれも正しい。

15ほこり(粉じん)の性状と除じんに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. aほこりは、粒径が小さいものほど空気中で沈降しにくく、長時間浮遊しやすい。
  2. b物体表面に付着したほこりは、放置すると固着し、次第に除去しにくくなる。
  3. c粒径の小さい粉じんは、単位質量あたりの表面積が小さいため、物体表面に付着しにくい。
  4. d除じん作業は、ほこりを再び空気中に飛散させないように行うことが重要である。
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正解:c. 粒径の小さい粉じんは、単位質量あたりの表面積が小さいため、物体表面に付着しにくい。

誤りは選択肢3。粒径が小さい粉じんほど単位質量あたりの表面積は大きく、静電気やファンデルワールス力などで物体表面に付着しやすい。選択肢1は微小粒子ほど沈降速度が遅く浮遊しやすい点、選択肢2は付着したほこりの固着(経時で除去困難化)、選択肢4は再飛散防止の重要性で、いずれも正しい。

16建築物内の廃棄物の収集・運搬および保管に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. a廃棄物の保管場所は、防臭・防虫・防鼠に配慮し、清掃しやすく直射日光や高温を避けた専用の場所とすることが望ましい。
  2. bダストシュート方式は、上階から下階へ廃棄物を落下投入する搬送方式で、悪臭・害虫・騒音の発生に注意を要する。
  3. c廃棄物の収集・運搬にあたっては、飛散、流出および悪臭の発散を防止しなければならない。
  4. d保管場所の必要面積は、廃棄物の発生量とは無関係に、建築物の延べ面積のみによって一律に定められる。
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正解:d. 保管場所の必要面積は、廃棄物の発生量とは無関係に、建築物の延べ面積のみによって一律に定められる。

誤りは選択肢4。廃棄物保管場所の必要面積は、その建築物で発生する廃棄物の量・種類・排出頻度・収集方式などを考慮して定めるもので、延べ面積のみで一律に決まるものではない。選択肢1は保管場所の衛生的条件、選択肢2はダストシュート方式の特徴と留意点、選択肢3は収集運搬時の飛散・流出・悪臭防止で、いずれも正しい。

17床材の種類と性質に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. aコンクリートやモルタルの床は多孔質で吸水性があり、アルカリ性を呈するため、酸性洗剤や過度の水分の影響を受けやすい。
  2. bビニル床タイルは可塑剤を含み、耐水性・耐薬品性には優れるが、有機溶剤や強い熱に対しては比較的弱い。
  3. cテラゾ(人造石研ぎ出し)は、大理石などの種石をセメントで固めて研ぎ出した床材で、種石やセメント分が酸に侵されやすい。
  4. dリノリウムは合成樹脂を主原料とする床材で、耐アルカリ性・耐水性に優れ、強アルカリ性の剥離剤に対しても安定である。
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正解:d. リノリウムは合成樹脂を主原料とする床材で、耐アルカリ性・耐水性に優れ、強アルカリ性の剥離剤に対しても安定である。

誤りは選択肢4。リノリウムは合成樹脂ではなく、亜麻仁油(あまに油)やコルク粉・木粉などを主原料とする天然系床材で、耐アルカリ性・耐水性に乏しく、強アルカリ性の剥離剤で黄変・劣化しやすい。選択肢1はコンクリート(多孔質・アルカリ性で酸・水分に弱い)、選択肢2はビニル床タイル(耐水・耐薬品は良いが溶剤・熱に弱い)、選択肢3はテラゾ(大理石種石+セメントで酸に弱い)で、いずれも正しい。

18建築物清掃の品質評価(点検)の進め方に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. a品質評価では、清掃の結果として現れた『きれいさ(仕上がり)』を評価するのであって、作業の手順や作業量そのものを評価するのではない。
  2. b点検は定期的に実施し、その結果を記録して、作業計画や作業仕様書の改善に反映させる。
  3. c評価は、清掃作業者の主観だけに頼らず、利用者や施設管理者の視点を取り入れて客観性を高める。
  4. d品質評価の結果が良好であった箇所は、以後は点検対象から外し、再び点検する必要はない。
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正解:d. 品質評価の結果が良好であった箇所は、以後は点検対象から外し、再び点検する必要はない。

誤りは選択肢4。清掃品質は日々の作業や環境で変動するため、評価が良好な箇所も含めて継続的・定期的に点検し、PDCAで維持改善を図る必要がある。一度良好でも点検対象から外してよいわけではない。選択肢1は品質評価が『作業の結果=きれいさ』を対象とする基本、選択肢2は点検結果を計画・仕様書の改善に反映する運用、選択肢3は自己評価に偏らず利用者・管理者視点で客観性を高める点で、いずれも正しい。

19床維持剤(フロアフィニッシュ)の種類に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. aフロアシーラは、床材表面の細孔を埋める目止め剤で、不溶性・不透水性の連続した被膜をつくる。
  2. bフロアオイルは、主に表面加工をしていない木質床材などに用い、内部に浸透させてほこりの発生を抑える。
  3. c現在最も広く用いられている床維持剤は、水性の樹脂系(ポリマータイプ)フロアポリッシュである。
  4. d油性フロアポリッシュ(揮発性溶剤にワックス分を溶かしたもの)は、塩化ビニル系などの弾性床材に最も適している。
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正解:d. 油性フロアポリッシュ(揮発性溶剤にワックス分を溶かしたもの)は、塩化ビニル系などの弾性床材に最も適している。

誤りは選択肢4。油性(溶剤系)フロアポリッシュは、溶剤が塩化ビニル・ゴム・リノリウムなどの弾性床材を軟化・侵すため、これらには適さず、主に木質床材などに用いる。選択肢1はフロアシーラ(目止め剤・不溶性被膜)、選択肢2はフロアオイル(木質床に浸透)、選択肢3は現在主流の水性樹脂系(ポリマータイプ)ポリッシュで、いずれも正しい。

20樹脂床維持剤の剥離作業および剥離剤(フロアポリッシュリムーバー)に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. a剥離剤の主成分はアルカリ剤(アミン・アンモニアなど)であり、樹脂皮膜を膨潤・軟化させて除去する。
  2. b剥離作業後に剥離剤成分が床面に残ると、新たに塗布する床維持剤の付着不良(密着不良)の原因となるため、十分にすすぐ。
  3. cリノリウムやゴム系など耐アルカリ性の低い床材では、剥離剤の濃度や作用時間に特に注意する。
  4. d剥離剤は中性であるため、大理石やテラゾなどの石材に対しても、希釈せず原液のまま安全に使用できる。
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正解:d. 剥離剤は中性であるため、大理石やテラゾなどの石材に対しても、希釈せず原液のまま安全に使用できる。

誤りは選択肢4。剥離剤は中性ではなく強アルカリ性で、耐アルカリ性の低い床材(リノリウム・ゴム等)を傷めやすく、原液での無配慮な使用は不適切であり、『中性であるため安全』という前提が誤り。選択肢1は剥離剤の主成分と作用機構、選択肢2は残留による再塗布の密着不良防止、選択肢3は耐アルカリ性の低い床材への注意で、いずれも正しい。

21清掃用機械・器具(資機材)の管理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. aモップやウエスなどの布類は、使用後に洗浄・乾燥させ、細菌やカビの繁殖・悪臭を防ぐ。
  2. b真空掃除機は、フィルターや集じん袋が目詰まりすると吸引力が低下するため、定期的に点検・清掃する。
  3. c洗剤や剥離剤などの薬品は、種類ごとに区分し、容器に内容を表示して定められた場所に保管する。
  4. d使用後の床パッドやブラシは、汚れや洗剤分が付着したまま重ねて放置しても、性能や衛生に影響しない。
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正解:d. 使用後の床パッドやブラシは、汚れや洗剤分が付着したまま重ねて放置しても、性能や衛生に影響しない。

誤りは選択肢4。汚れや洗剤分が付いたまま放置した床パッド・ブラシは、汚れの固着・変形や雑菌繁殖・悪臭を招き、次回の作業性能や衛生を損なうため、洗浄・乾燥して保管する必要がある。選択肢1は布類の洗浄乾燥、選択肢2は真空掃除機のフィルター保守、選択肢3は薬品の区分・表示・保管で、いずれも正しい資機材管理の基本である。

22床みがき機(ポリッシャー)に用いる床パッド(フロアパッド)に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. a一般に、色の淡いパッド(白など)ほど研磨力が弱く、つや出し(バフィング)などに用いる。
  2. b一般に、色の濃いパッド(黒・茶など)ほど研磨力が強く、床維持剤の剥離などに用いる。
  3. c使用後のパッドは、洗浄して汚れや洗剤分を除き、乾燥させてから保管する。
  4. d床パッドは片面しか使えず、汚れたら再使用できないため、その都度使い捨てとするのが原則である。
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正解:d. 床パッドは片面しか使えず、汚れたら再使用できないため、その都度使い捨てとするのが原則である。

誤りは選択肢4。床パッドは洗浄して繰り返し使用でき、両面(表裏)を使えるものが一般的で、摩耗するまで再使用するのが原則であり『片面のみ・その都度使い捨て』は誤り。選択肢1(淡色=研磨力弱・つや出し)と選択肢2(濃色=研磨力強・剥離)はパッドの色による研磨力の目安、選択肢3は使用後の洗浄・乾燥保管で、いずれも正しい。

23廃棄物のリサイクルに関する法制度についての次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. a容器包装リサイクル法の対象には、ガラス製容器、ペットボトル、紙製・プラスチック製の容器包装が含まれる。
  2. b家電リサイクル法の対象品目は、エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機である。
  3. c循環型社会形成推進基本法では、処理の優先順位として、まず発生抑制(リデュース)を最優先としている。
  4. d家電リサイクル法では、対象家電の再商品化に要する費用はすべて製造業者が負担し、排出者(消費者)に費用負担は生じない。
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正解:d. 家電リサイクル法では、対象家電の再商品化に要する費用はすべて製造業者が負担し、排出者(消費者)に費用負担は生じない。

誤りは選択肢4。家電リサイクル法では、対象家電を排出する消費者がリサイクル料金(再商品化等費用)や収集運搬料金を負担し、製造業者はその家電の再商品化(リサイクル)を担う仕組みであり、『消費者に費用負担が生じない』は誤り。選択肢1は容器包装リサイクル法の対象、選択肢2は家電リサイクル法の4品目、選択肢3は発生抑制(リデュース)を最優先とする循環型社会の考え方で、いずれも正しい。

24建築物内廃棄物の性状と処理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. a廃棄物の単位容積質量値(見かけの密度)は種類によって異なり、容積から質量を推計する際に用いられる。
  2. b中間処理には、焼却による減量・減容化のほか、破砕・圧縮・脱水などが含まれる。
  3. c分別排出は、再資源化を進めるとともに、後段の処理・処分を効率化・適正化するうえで重要である。
  4. d厨芥(生ごみ)は水分が少なく単位容積質量値が小さいため、紙くずより軽量で腐敗しにくい。
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正解:d. 厨芥(生ごみ)は水分が少なく単位容積質量値が小さいため、紙くずより軽量で腐敗しにくい。

誤りは選択肢4。厨芥(生ごみ)は水分を多く含むため単位容積質量値(見かけ密度)が大きく、同じ容積では紙くずより重く、また有機物で腐敗しやすい。『水分が少なく軽量で腐敗しにくい』は事実と逆で誤り。選択肢1は単位容積質量値による容積→質量換算、選択肢2は中間処理(焼却・破砕・圧縮・脱水)の内容、選択肢3は分別排出の意義で、いずれも正しい。

25清掃作業の安全衛生に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. a塩素系洗浄剤(次亜塩素酸塩など)と酸性洗浄剤を混ぜると有毒な塩素ガスが発生するおそれがあり、混用してはならない。
  2. b洗剤や剥離剤を扱う際は、皮膚や目の保護のため、必要に応じて手袋・保護めがねを着用する。
  3. c床の洗浄・剥離作業中の濡れた床は滑りやすいため、『足もと注意』の表示や区画を行い、転倒事故を防ぐ。
  4. d洗剤は濃度が高いほど洗浄効果と安全性がともに高まるため、常に原液のまま使用するのが望ましい。
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正解:d. 洗剤は濃度が高いほど洗浄効果と安全性がともに高まるため、常に原液のまま使用するのが望ましい。

誤りは選択肢4。洗剤は用途に応じた適正濃度に希釈して用いるのが基本で、高濃度・原液の使用は皮膚障害や床材の損傷、すすぎ残りなどの危険・不経済を招き、洗浄効果も濃度に比例して高まるとは限らない。『濃度が高いほど安全性も高まる』は誤り。選択肢1は塩素系と酸性の混用禁止(塩素ガス発生)、選択肢2は保護具の着用、選択肢3は濡れ床での転倒防止措置で、いずれも正しい。

26清掃作業における事故防止に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. a高所の窓ガラス清掃やゴンドラ作業では、墜落制止用器具(安全帯)の使用など墜落防止措置を講じる。
  2. b脚立は、開き止め金具を確実にかけ、天板に乗って作業しないなど、正しい使い方を守る。
  3. c電動の清掃機械を使用する際は、コード被覆の損傷や濡れた手での操作による感電に注意する。
  4. d清掃は日常的な軽作業であるため、洗剤・薬品の安全データシート(SDS)や作業手順に関する教育は特に必要ない。
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正解:d. 清掃は日常的な軽作業であるため、洗剤・薬品の安全データシート(SDS)や作業手順に関する教育は特に必要ない。

誤りは選択肢4。清掃作業でも転倒・墜落・感電・薬品による健康障害などの危険があり、洗剤・薬品のSDS(安全データシート)の周知や作業手順・安全教育は必要である。『軽作業だから教育は不要』は誤り。選択肢1は高所作業の墜落防止措置、選択肢2は脚立の正しい使用、選択肢3は電動機械の感電防止で、いずれも正しい。

27ビルクリーニング(建築物清掃)の基本原則に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. a建物内の汚れの多くは人や物の出入りに伴って外部から持ち込まれるため、出入口にマットを設置して汚れの侵入を抑えることが有効である。
  2. b予防清掃の考え方では、汚れが付着・固着してから除去するより、汚れを付きにくくし蓄積させないことを重視する。
  3. c建材の保護のため、床維持剤(フロアフィニッシュ)を塗布して表面に保護膜をつくり、汚れの直接付着や摩耗を防ぐことがある。
  4. d汚れは時間が経過しても除去のしやすさは変わらないため、清掃の頻度やタイミングを考慮する必要はない。
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正解:d. 汚れは時間が経過しても除去のしやすさは変わらないため、清掃の頻度やタイミングを考慮する必要はない。

汚れは時間の経過とともに床材へ浸透・固着し、除去が困難になるため、頻度やタイミングを考えて早めに除去する必要がある。「除去のしやすさは変わらず頻度を考慮不要」とする選択肢4が不適当。建物内の汚れの大半が外部から靴等で持ち込まれ、出入口マットで侵入を抑えるのは有効(選択肢1)、汚れを予防し蓄積させない予防清掃の考え方(選択肢2)、フロアフィニッシュによる保護膜で付着・摩耗を防ぐ(選択肢3)はいずれも正しい。

28床材別の維持管理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. aコンクリートやテラゾなどの硬性床材は吸水性がないため、シール(目止め)や仕上げをしなくても汚れが浸透する心配はない。
  2. b木質系フローリングは耐水性が低いため、大量の水を用いた水洗いを避け、から拭きや固く絞ったモップによる清掃を基本とする。
  3. c弾性床材(ビニル床タイル等)の維持管理では、フロアフィニッシュ(樹脂系床維持剤)を塗布し、光沢と保護膜を保つ方法が一般的である。
  4. dドライメンテナンス法は、水をほとんど使わず、専用パッドで床面を研磨・つや出しして光沢を回復・維持する方法である。
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正解:a. コンクリートやテラゾなどの硬性床材は吸水性がないため、シール(目止め)や仕上げをしなくても汚れが浸透する心配はない。

コンクリート・テラゾなどの硬性床材(石材系)は多孔質で吸水性があり、無処理では水や汚れが浸透して染みになりやすいため、シール(目止め)や仕上げが必要。「吸水性がなく浸透の心配はない」とする選択肢1が不適当。木質床材が耐水性に乏しく水洗いを避ける(選択肢2)、弾性床材へのフロアフィニッシュ塗布による保護・光沢維持(選択肢3)、水をほとんど使わず専用パッドで研磨・つや出しするドライメンテナンス(選択肢4)はいずれも正しい。

29清掃に用いる機械に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. a床磨き機(フロアポリッシャー)は、ディスクブラシまたは床用パッドを回転させ、床面の洗浄・研磨・つや出しに用いる。
  2. bカーペット用の真空掃除機は、パイルの奥の粉じんを除去できないため、繊維床材の日常清掃には使用しない。
  3. c自動床洗浄機(オートスクラバー)は、洗剤供給・ブラシによる洗浄・汚水の回収を1台で連続して行える。
  4. d標準的な床磨き機の回転数は毎分150〜300回転程度で、超高速バフ機(ハイスピード機)はこれより高い回転数をもつ。
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正解:b. カーペット用の真空掃除機は、パイルの奥の粉じんを除去できないため、繊維床材の日常清掃には使用しない。

真空掃除機はカーペット(繊維床材)のパイル内のほこり・粉じんを吸引除去でき、カーペット日常清掃の基本的な機械である。「奥の粉じんを除去できず日常清掃に使用しない」とする選択肢2が不適当。床磨き機がブラシ/パッドで洗浄・研磨・つや出しに用いられること(選択肢1)、オートスクラバーが洗剤供給・洗浄・汚水回収を1台で行うこと(選択肢3)、標準的床磨き機が毎分150〜300回転程度で超高速バフ機がより高速であること(選択肢4)はいずれも正しい。

30産業廃棄物の処理の流れと管理票(マニフェスト)に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. a産業廃棄物管理票(マニフェスト)は、排出事業者が処理を委託する際に、廃棄物とともに処理業者へ交付する。
  2. b排出事業者は、処理終了後に処理業者から返送された管理票の写しを、5年間保存しなければならない。
  3. cマニフェストは収集運搬業者や処分業者が作成・交付するものであり、排出事業者が交付する必要はない。
  4. d紙の管理票に代えて、情報処理センターを介した電子マニフェストを利用することができる。
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正解:c. マニフェストは収集運搬業者や処分業者が作成・交付するものであり、排出事業者が交付する必要はない。

産業廃棄物管理票(マニフェスト)の交付義務は、処理を委託する排出事業者にある。「収集運搬業者や処分業者が交付し排出事業者は交付不要」とする選択肢3が不適当。委託時に排出事業者が廃棄物とともに交付すること(選択肢1)、返送された写しを5年間保存すること(選択肢2)、情報処理センターを介した電子マニフェストが利用できること(選択肢4)はいずれも正しい。

31清掃品質の検査(点検・評価)の方法に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. a清掃の点検は、汚れの有無や光沢など「きれいさ」を目視で確かめる官能検査(目視点検)を基本とする。
  2. b床面の光沢の程度は、光沢度計(グロスメーター)を用いて数値として評価することができる。
  3. c評価には、あらかじめ定めた品質基準と対比する絶対評価と、複数の対象を比べて優劣を判断する相対評価がある。
  4. d品質の点検・評価は契約期間の終了時に一度だけ実施すればよく、日常的・定期的に繰り返す必要はない。
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正解:d. 品質の点検・評価は契約期間の終了時に一度だけ実施すればよく、日常的・定期的に繰り返す必要はない。

清掃品質は日常・定期の点検を繰り返し、結果を作業計画や仕様書の改善(PDCA)に反映して維持・向上させるものであり、契約終了時に一度だけでは品質を保てない。「終了時に一度だけでよい」とする選択肢4が不適当。きれいさを見て確かめる官能検査(目視点検)が基本であること(選択肢1)、光沢度計で床の光沢を数値評価できること(選択肢2)、基準と対比する絶対評価と対象間を比べる相対評価があること(選択肢3)はいずれも正しい。

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